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梅宮大社EC

梅宮大社で梅と猫に出会う

春の訪れを知らせてくれる梅の花が見頃を迎えています。梅宮大社は京都一古いとされる梅の名所で、例年多くの人が訪れます。また梅だけでなく、境内の猫たちが密かに人気を集めているのです。

酒造の神様を祀る梅宮大社

梅宮大社の4種の御神体のひとつ大山祇神は、日本で初めてお酒を造ったとされる、酒造の神様です。酒造関係者からの信仰が篤く、境内には奉納された酒樽がずらり。毎年2月11日に酒造業の安全繁栄などを祈願して行われる甘酒祭では、咲き始めの梅を眺めながら甘酒をいただくことができます。

梅宮大社 - 拝殿と本殿
手前が拝殿で奥が本殿。拝殿には今年の干支と梅の花があしらわれた大きな絵馬が飾ってある。
梅宮大社 - 酒樽
境内に並ぶ酒樽。他に入口の楼門の上にも酒樽が並んでいる。
言わずと知れた梅の名所

京都屈指の梅の名所の梅宮大社では、例年2月中旬から3月中旬まで美しい梅を楽しむことができます。神苑には約40種500本もの梅の木があり、赤や白、ピンクの花が華やかに彩ります。梅がほんのりと香る神苑をゆっくり散策してみましょう。

梅の他にも八重桜やカキツバタ、椿など四季折々の花を見ることができます。

梅宮大社 - 庭園1
境内東にある咲耶池。池の中島には江戸時代末に建てられた茅葺きの池中亭がある。
梅宮大社 - 庭園2
様々な種類の梅が植えられている咲耶池周辺では、色とりどりの梅が楽しめる。
梅宮大社 - 庭園3
どの梅もそろそろ見頃。神苑には大納言経信が詠んだ歌の石碑がある。
猫好きにはたまらないスポット

梅宮大社の境内にはあちこちに猫の姿が。拝殿の中央に座り訪れた人々の写真のモデルになる猫や、暖かい社務所に入りたくて仕方がない猫、本殿の屋根に上って日向ぼっこをする猫など自由気ままに過ごしています。その姿に思わずほっこりとした気分に。梅宮大社で梅と猫のコラボレーションを楽しんでみませんか?

梅宮大社 - 猫1
縁側に置かれた寝床で眠る猫。
梅宮大社 - 猫2
本殿の屋根に上る猫。
梅宮大社 - 猫3
ごはんを食べて満足そうな猫。
梅宮大社 - 猫4
社務所に入れてもらおうと必死な猫たち。

基本情報

この記事を書いた人

risato
京都と猫が大好きなライターです。お寺巡りや美術館巡り、ハイキングやマウンテンバイクが趣味です。京都の新たな魅力と楽しみ方を求めて、市内のあちこちに出没しています。