見どころ

足腰の護り神 護王神社の足腰祭

2016-10-20

足腰の守護神として、全国から参拝者が訪れる護王神社。毎月21日には「足腰祭」が行われます。

神の使い、狛いのししが見守る「いのしし神社」

護王神社では、平安京の都づくりに貢献した和気清麻呂をお祀りしています。奈良時代の末、皇位を奪おうとした僧で法王の弓削道鏡の野望を阻止した清麻呂。道鏡の怒りを買って足の腱を切られ、九州の山奥に流刑になりました。さらに道鏡の放った刺客に襲われます。

 

護王神社 - 表門
1886(明治19)年に明治天皇の勅命で、洛西の高雄山神護寺の境内から京都御所西の蛤御門前に遷座された。

 

すると、どこからともなく300頭ものいのししが現れて、刺客から守ってくれたのです。いのししたちは宇佐八幡への道を案内し、清麻呂が参拝を終えると去っていきました。ふと気がつくと、立つことさえできなかった足はすっかり治って、歩けるようになっていたと伝えられています。

 

護王神社 - 狛いのしし
拝殿の前には、狛犬ではなく「狛いのしし」。明治23年に建てられた雌雄一対の「霊猪像」(れいちょぞう)は、護王神社のシンボル。

 

 

護王神社 - 平成の霊猪像
烏丸通に面した鳥居前に建てられた「平成の霊猪像」。

 

 

護王神社 - 手水舎
境内に入ってすぐ右手にあるブロンズの「霊猪手水舎」は、「鼻をなでると幸せが訪れる」といわれ、親しまれている。

 

 

足腰丈夫を願う一対の亥串

和気清麻呂といのししの故事から、護王神社は足腰の守護神として広く崇敬されています。けがや病気に悩む人、スポーツ選手など多くの人が、足腰の健康を祈願しています。

 

護王神社 - 座立亥串
願い事を書いた紙札を亥串にはさんだ「座立亥串」(くらたていぐし)。本殿左の「願かけ猪」の前に刺し立てて願をかける。2本で1組となり、もう1本は持ち帰ってお祀りする。

 

 

護王神社 - 足萎難儀回復の碑
本殿右にある「足萎難儀回復の碑」。けがや病気の回復を願って、多くの方が足形の石の上に乗ったり、碑をさすったりして祈願する。

 

 

護王神社 - お守り
足腰にかかわる、さまざまなお守りがあった。写真は「足腰の鈴お守り」(初穂料 1,200円)

 

 

御千度車を回して祈願

「足腰祭」は、和気清麻呂の命日である毎月21日の15時から。参列者は祈願祭の後、宮司に続いて表門前の御千度車を回し、足腰の大御守りの下をくぐって、足腰の健康安全を祈願します。祈願料は不要で、誰でも自由に参列できます。

 

護王神社 - 御千度車
足腰の健康と病気回復を祈願する「大祓詞」(おおはらえことば)が刻まれた御千度車。チベット仏教のマニ車を模したもので、回すと大祓をしたことになるという。

 

 

護王神社 - 足腰の大御守り
足腰の大御守り
護王神社
寺社名 護王神社
住所 京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385(京都御所蛤御門前)
電話番号 075-441-5458
URL http://www.gooujinja.or.jp/