見る 見る一覧

京都府立植物園のイルミネーションEC

木々と光のコラボ!京都府立植物園のイルミネーション

北山にある府立植物園は、四季折々の草花が楽しめる憩いのスポット。クリスマスシーズンを迎え、今年もイルミネーションが始まりました。自然を生かした、植物園ならではのイルミネーションの様子をお届けします。

クリスマスカラーに輝くくすのき並木

京都府立植物園の名物の一つがくすのき並木。正門を入ったすぐ右手には、樹齢100年にもなるくすのきの大木が園路に沿って約200mも続いています。イルミネーションでは、並木道全体が下からのライトで照らし出されています。まるで光の波が通り過ぎるかのように、並木道の端から端へと滑らかに色が変化していく様子は圧巻です。他にはないダイナミックなイルミネーションを、ぜひ体感してみましょう。

京都府立植物園 - くすのき並木1
くすのき並木のイルミネーションは、光のアーティスト・高橋匡太氏のプロデュースによるもの。
京都府立植物園 - くすのき並木2
様々な色に移り変わるくすのき並木は、赤や緑などのクリスマスカラーに染められていた。
見どころがいっぱいの園内を散策

北山門前では、噴水と木々の美しいイルミネーション。色鮮やかに照らされた噴水が水しぶきを上げ、光で彩られたトウカエデの木が水面に映り込みます。幻想的なイルミネーションに、思わず見とれてしまいそうです。

また観覧温室前のイルミネーションも見逃せません。クリスマスツリーを思わせる大きなツリーが並び、可愛らしいトナカイのソリが。実際にソリに座ることもでき、人気の撮影スポットになっています。

京都府立植物園 - 北山門前
植物園は映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のロケ地。映画の中に登場したトウカエデの木の傍で記念撮影をする人の姿が多く見られた。
京都府立植物園 - 温室前1
観覧温室前では、色とりどりのイルミネーションが見られる。
京都府立植物園 - 温室前2
ベンチを使ったトナカイのソリでは、カップルや親子連れなどが座って撮影していた。
観覧温室でクリスマス気分に

夜間開室されている観覧温室にも立ち寄ってみましょう。温室は8つのエリアに分かれ、鬱蒼と木々が生い茂るジャングル室や、大きなサボテンが並ぶ砂漠サバンナ室などで珍しい植物が見られます。そして温室内では今の季節にぴったりの「ポインセチア展」。約100品種ものポインセチアがずらりと並び、白やピンクなどの珍しい種類のものも見ることができます。

また正門近くの植物園会館展示室では、ハンドベルやジャズなどのミニコンサートも行われます。クリスマスイブには、なんとフィンランドからサンタクロースが来園予定!子どもから大人まで楽しめる植物園のイルミネーションは、12/25(日)まで行われています。

京都府立植物園 - 温室内1
木々があたり一面に生い茂っているジャングル室。
京都府立植物園 - 温室内2
クリスマスの定番となっているポインセチア。欧州ではクリスマスにキリストの血に見立てた「赤」を飾る習慣があり、赤いポインセチアがオーナメントとして用いられるようになったのだとか。
京都府立植物園 - 温室内3
花がまるでサルの顔に見える、ラン科の「モンキーオーキッド」も展示されていた。

基本情報

この記事を書いた人

risato
京都と猫が大好きなライターです。お寺巡りや美術館巡り、ハイキングやマウンテンバイクが趣味です。京都の新たな魅力と楽しみ方を求めて、市内のあちこちに出没しています。