見どころ

北野天満宮「史跡 御土居の青もみじ」

2015-05-15

北野天満宮1

北野天満宮2

 

地元で「北野の天神さん」と呼ばれ親しまれている北野天満宮。春の梅苑、秋のもみじ苑に加えて、平成27年は新緑の時期に青もみじ苑も楽しめます。「史跡 御土居の青もみじ苑」──要望に応えての初公開だそうです。

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「御土居」とは豊臣秀吉が天正19(1591)年、京都の周囲に築いた土塁です。築造の目的は主に要塞としてで、東側は鴨川の氾濫から守るためのものでもありました。その規模は全長約23km、高さ約3.6m~5.4m、厚さ約18m~20mと、当初はかなり大きなものでしたが、現存するのはほんの一部。およそ10カ所に点在して残っており、そのひとつが北野天満宮の境内にあります。

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土塁とともに一帯の自然林も残り、もみじは樹齢350~400年のものが約250本。他にも竹林や、土塁が築かれた頃から成長を続けているという、樹齢約600年、幹周り約6mの大欅(おおけやき)も見ものです。

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土塁のそばには紙屋川が流れ、「鶯(うぐいす)橋」が架かっています。紙屋川は、平安時代から紙すきが行なわれていた川で、鶯橋は、春にうぐいすがやって来て、さえずることが名の由来です。写真を撮るなら、これらがおさまる風景がベストショットではないでしょうか。

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ここにいると、覆い茂る緑が本当にやさしくて、心も体も澄んでいくような感覚です。

順路のところどころにベンチがあるので、座って景色に耽ったり、読書をしたりなど、ゆったりと自分の時間を過ごすこともできます。

また、入苑チケットには宝物殿の拝観チケットも付いています。たっぷり時間をつくっておいて、ぜひ国宝や重要文化財などお宝の一つひとつを味わってください。係員の方が丁寧に解説してくださいます。

(ま)

 

北野天満宮「史跡 御土居の青もみじ」
公開期間 平成27年5月1日(金)-5月31日(日)
入苑時間 9:00-16:00
入苑料 大人300円、中高生250円、こども150円(宝物殿拝観券付き)