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春の和菓子3選EC

桜の季節に食べたい!春の和菓子3選

4月に入り、まもなく桜が見頃を迎えようとしています。お花見のお供に、美味しい和菓子はいかがですか? 今の季節におすすめの、3つの和菓子を紹介します。

京菓匠 甘春堂の「貝合せ」

甘春堂さんは、1865年創業の老舗和菓子屋です。三十三間堂や豊国神社に程近い川端通正面角に本店を構え、豊国神社や旧六条御所の御用達のお菓子を手がけてきました。お菓子で抹茶茶碗をかたどったユニークな「茶寿器(ちゃじゅのうつわ)」や、様々な京野菜を盛り込んだ煎餅の「菜々(さいさい)」、季節の上生菓子やお干菓子などを作られています。

甘春堂さんの人気商品の一つが「貝合せ」。季節の餡を葛と蕨(わらび)で包み、縁起の良い蛤(はまぐり)を器にしています。今の季節には桜餡が包まれ、餡が透き通りほんのりと桜色に。食べてしまうのが惜しくなるような、春らしく華やかな一品です。

甘春堂
甘春堂本店。ほかに東店と嵯峨野店があり、喫茶や和菓子教室も行っている。
甘春堂 - 貝合わせ1
「貝合せ」は、まるで貝が口を閉じているように、生菓子が蛤にぴったりと収められている。
商品名:「貝合せ」378円
甘春堂 - 貝合わせ2
ゆっくりと蛤を開くと、中には美しい生菓子が。葛と蕨のなめらかな食感と、桜餡の豊かな風味が楽しめる。
亀屋良長の「暦(花見月)」

四条堀川に本店を構える亀屋良長さんは、200年以上の歴史を持つ老舗です。本店の建つ場所には名水・醒ヶ井水が湧き出ていて、良質な水と、こだわりの素材を使った、四季折々の繊細で味わい深い和菓子を作り続けています。

亀屋良長さんのこの季節限定の商品の一つが、「暦(花見月)」です。小箱を開けると、春の装いをした色鮮やかなお干菓子が。口の中でさらりと溶け、和三盆の優しい甘さが口いっぱいに広がります。小箱に春を閉じ込めたような、見た目にも楽しい一品です。

亀屋良長
昨年末にリニューアルしたばかりの亀屋良長本店。本店では京菓子手作り教室も開催されている。
亀屋良長 - 暦(花見月)1
「暦(花見月)」には、可愛らしい和雑貨や衣類などを販売しているSOU・SOUさんがデザインしたメッセージカードが添えられている。
商品名:「暦(花見月)」864円
亀屋良長 - 暦(花見月)2
和三盆で作られた桜の形の押物と、あられにお砂糖を絡めた「ゆかり」という金平糖のようなお菓子が詰まっている。
鳴海餅本店の「桜のわらび餅」

鳴海餅本店さんは、お赤飯の名店として親しまれているお店です。1875年の創業以来、季節の行事や祝い事に欠かせないお赤飯を作り続けてきました。お赤飯はもちろんのこと、お団子や羊羹などの和菓子も人気があります。

鳴海餅本店さんのこの季節限定の商品の一つが「桜のわらび餅」。刻んだ桜の葉をたっぷりと練り込んだわらび餅は、口に入れると桜の香りがふわりと広がります。食べて春を感じられる、お花見のお供にもぴったりの一品です。

鳴海餅本店
堀川下立売にある、鳴海餅本店。桜のわらび餅は1日4個の限定販売のため、前日までに連絡をして取り置いてもらうのがおすすめ。
鳴海餅本店 - 桜のわらび餅1
「桜のわらび餅」は、大ぶりにカットされていて食べ応えがある。
商品名:「桜のわらび餅」324円
鳴海餅本店 - 桜のわらび餅2
程よい甘さともちっとした弾力のある食感、桜の風味が絶妙。

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この記事を書いた人

risato
京都と猫が大好きなライターです。お寺巡りや美術館巡り、ハイキングやマウンテンバイクが趣味です。京都の新たな魅力と楽しみ方を求めて、市内のあちこちに出没しています。