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栗のスイーツ4選EC

旬の栗を堪能できる、和洋スイーツ4選

甘くふっくらとした栗は、秋を代表する味覚の一つ。そんな旬の栗を使ったスイーツが続々と登場しています。栗の美味しさを存分に楽しめる、和洋4つのスイーツを紹介します。

 鶴屋吉信「栗まろ」

堀川今出川に本店を構える鶴屋吉信さんは、1803年創業の老舗京菓子店。手間ひまかけて作り出される京菓子は、見た目・香り・味わいのすべてにこだわった逸品です。

鶴屋吉信さんでは、期間限定のお饅頭「栗まろ」を販売されています。つくね芋を使い蒸しあげた薯蕷(じょうよ)の皮の中には、こしあんと大粒の国産栗がまるごと。薯蕷ならではのふわふわ感と程よい甘さのあん、そして蜜づけされてしっとりとした栗が絶妙です。秋の香りを閉じ込めた、贅沢な一品です。

鶴屋吉信
本店前には「西陣舟橋」の案内板がある。かつて堀川が氾濫した際、舟を繋いで橋としたと伝えられている。
鶴屋吉信 - 栗まろ1
饅頭には可愛らしい栗のマークが焼印。秋一番の新栗を使ったものには、年号も印されている。
商品名:「栗まろ」454円
鶴屋吉信 - 栗まろ2
黄金に輝く大粒の栗が包まれ、食べ応えがある。
 アルチザナル「マロン」

アルチザナルさんは、2012年にオープンしたパン屋さんです。出町商店街近くにあるお店は、まるでギャラリーのようなスタイリッシュな雰囲気。店内には、ワインと相性の良いハード系のバケットやサンドイッチ、デニッシュ系の菓子パンやクロワッサンなどが並びます。

この時期、人気を集めているのが「マロン」です。サクッとしたデニッシュ生地に、クレームダマンドと和栗が3つ。バターと洋酒、そして栗の香りが口いっぱいに広がります。フランスで修業を積まれた店主自慢のパンを、ぜひ一度味わってみてください。

アルチザナル
お店は河原町今出川のバス停からすぐ。
アルチザナル - マロン
デニッシュは甘さ控えめで栗の甘さが際立つ。
商品名:「マロン」300円
中村軒「栗むしようかん」

老舗和菓子店の中村軒さんは、明治の初めに饅頭屋として創業されました。桂離宮近くのお店には、名物の「麦代餅(むぎてもち)」や季節の様々な和菓子が並びます。店舗は、明治37年に建てられた風情ある日本家屋。茶店が併設され、美味しい和菓子を味わいながら四季折々を楽しめるのも魅力です。

中村軒さんでは、秋限定の和菓子「栗むしようかん」を販売されています。竹皮の包みを開くと、真ん中には大きな栗が一つ。丁寧に手剥きした国産栗を、でっちようかん風の生地で包み込んでいます。もちっと弾力のある生地に、ほろりと崩れる栗がマッチ。栗本来の優しい甘さが楽しめます。

中村軒
中村軒さんのお店は、桂大橋西側の桂離宮前バス停前にある。
中村軒 - 栗むしようかん1
栗むしようかんは一つずつ竹皮で包まれている。
商品名:「栗むしようかん」270円
中村軒 - 栗むしようかん2
栗本来の風味を楽しめるように、栗の渋皮をあえて少し残している。
ロトス洋菓子店「トロペジェンヌ」

烏丸通から松原通に入り裏路地を進むと、「因幡堂」の名で親しまれる平等寺があります。ロトス洋菓子店さんのお店は、その平等寺の正面。こぢんまりとした可愛らしい雰囲気の店内には、ケーキや焼菓子、ジャムなどが並びます。

ロトス洋菓子店さんでは、栗を使った3種類のスイーツを販売されています。その一つ「トロペジェンヌ」は、栗のバタークリームをブリオッシュ生地でサンドしたケーキ。口当たりの軽いブリオッシュに、洋栗とスコッチウィスキーを使った濃厚なクリームがよく合います。クルミと散らしたシュガーが、カリッと香ばしく良いアクセント。洋酒が栗の甘さを引き立てる、大人のケーキです。

ロトス洋菓子店
お店は平等寺前のマンションの1階。週末には行列ができていることもある。
ロトス洋菓子店 - トロペジェンヌ1
厚めのブリオッシュ生地の間には、バタークリームがたっぷり。
商品名:「トロペジェンヌ」550円
ロトス洋菓子店 - トロペジェンヌ2
舌触りのよいバタークリームの中には、甘く煮込まれた栗が入っている。

基本情報

この記事を書いた人

risato
京都と猫が大好きなライターです。お寺巡りや美術館巡り、ハイキングやマウンテンバイクが趣味です。京都の新たな魅力と楽しみ方を求めて、市内のあちこちに出没しています。