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お正月に食べたい和菓子3選

2017-12-20

お正月といえば、おせちやお雑煮などが定番ですが、京都ならではの和菓子もあります。伝統菓子や縁起菓子など3種を紹介します。

 お正月の伝統菓子「花びら餅」

花びら餅は平安時代、宮中でお正月に食されていた「菱葩(ひしはなびら)」をもとに裏千家11世の玄々斎が考案したもので、明治時代以降、初釜で用いられるようになりました。

京阪本線「七条駅」の近くに本店を構える甘春堂さんでも、花びら餅が販売されています。柔らかな求肥で白味噌餡とゴボウの甘煮を包み、ほんのりピンク色に染まった姿はお正月らしい華やかさ。白味噌のコクとゴボウの風味が絶妙です。

 

甘春堂
甘春堂の本店は、豊国神社や三十三間堂に近い川端正面通沿いにある

 

甘春堂 - 花びら餅1

 

甘春堂 - 花びら餅2
程よい甘辛さの白味噌餡が、たっぷりと入っている
商品名:「花びら餅」432円

 

 

 新年を占う、亀屋良長の「宝入船」

名水・醒ヶ井水を使った、繊細で美しい四季折々の和菓子で有名な亀屋良長さん。冬限定商品の「宝入船」は懐中しるこで、器に入れてお湯を注ぐと、餅米の皮はとろりとしたお餅に変わり、小豆の甘い香りが広がります。そしてカラフルなゼリーが一つ。宝入船には松竹梅、ハート、亀のいずれかのゼリーがおみくじとして入っています。おみくじの内容は、添えられた用紙をチェック。美味しくいただきながら新年を占える、お正月にぴったりの和菓子です。

 

亀屋良長
四条大宮の交差点を東へ進むと、大きな暖簾が見えてくる

 

亀屋良長 - 宝入船1
半月の皮を半分に割り、器に入れてお湯を注ぐ
商品名:「宝入船」378円

 

亀屋良長 - 宝入船2
出てきたのは亀のゼリー。「こつこつと努力したことが実を結ぶでしょう」と記されていた

 

 

歌会始のお題にちなんだ、とらやの「幼語り」

室町時代に京都で創業したとらやさんは、かつて御所の御用も務めた由緒ある和菓子屋。今では全国各地や海外にもお店を構え、名物の羊羹をはじめとする多彩な和菓子を届けています。

とらやさんでは、新年の干支や歌会始のお題にちなんだ和菓子があります。歌会始とは、宮中で行われる新年最初の歌会。2018年のお題は「語」で、店頭には薯蕷饅頭の「幼語り」が並んでいました。薄紅色の饅頭に三色の線で幾何学模様を描き、可愛らしい手鞠を表現。正月らしい風情と遊び心を感じられる和菓子です。

 

とらや
京都御所の西にある、とらやの京都一条店。菓寮も併設されている

 

とらや - 幼語り1
明るい色使いで、見た目にも楽しい一品
商品名:「幼語り」486円

 

とらや - 幼語り2
しっとり柔らかな生地で、ほどよい甘さの餡を包んでいる
甘春堂 本店
店名 甘春堂 本店
住所 京都市東山区川端通正面大橋角
電話番号 075-561-4019
URL http://www.kanshundo.co.jp/

亀屋良長 本店
店名 亀屋良長 本店
住所 京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
電話番号 075-221-2005
URL http://kameya-yoshinaga.com/

とらや 京都一条店
店名 とらや 京都一条店
住所 京都市上京区烏丸通一条角広橋殿町415
電話番号 075-441-3111
URL https://www.toraya-group.co.jp/

この記事を書いた人

risato
京都と猫が大好きなライターです。お寺巡りや美術館巡り、ハイキングやマウンテンバイクが趣味です。京都の新たな魅力と楽しみ方を求めて、市内のあちこちに出没しています。