京都人が愛する店

Vol.4 心づくしの一品一品を味わう「四季料理・かわむら」

2015-07-17

西陣と並んで、京都の着物産地として栄えた室町。その一角の路地に店を構える「四季料理・かわむら」は、舌の肥えた室町の旦那衆に愛された割烹だけに、旬の素材をリーズナブルな価格でおいしく食べさせてくれる。

焼き立ての鱧を使った鱧きゅうがおすすめ

京都の夏の味覚といえば、鱧(ハモ)。梅雨の雨を呑んだ鱧が絶品とされ、「シャッ」「シャッ」という骨切りの音と、牡丹の花が咲いたような真っ白い落としが、季節の訪れを告げてくれる。

代表的な鱧料理は落としのほかに、鱧しゃぶ、焼き霜、照り焼きなどがあるが、「かわむら」でぜひ食べてほしいのが鱧きゅう。その場で焼いた鱧のサクサク感と甘み、そして、酢でもんだきゅうりのシャキシャキ感と酸味のバランスが絶妙で、さりげなくおいしい。

四季料理かわむら・鱧の骨切り
鱧の骨切りをする板長

 

 

おばんざいとビーフカツ

「かわむら」では、カウンターの上の大きな鉢におばんざいが並べてあり、料理ができてくるまで、それをあてに飲むのが定番である。ひろうす、鱧きゅうのあと、メインにビーフカツ(普段はビフカツという)を頼んだ。

割烹で肉とは似合わない気がするが、京都では、和食の合間にステーキなどをつまむことは不思議ではない。ただし、豚でも、鶏でもなく、あくまで牛。トンカツではなく、ビーフカツである。

四季料理かわむら・おばんざい
大鉢に盛られたおばんざいのいろいろ

 

四季料理かわむら・ひろうす
おばんざいの一つ、ひろうす

 

四季料理かわむら・ビーフカツ
京都人が好む肉料理・ビーフカツ

 

四季料理かわむら・稲庭うどん
しめは温かい稲庭うどん
四季料理 かわむら
店名 四季料理 かわむら
住所 京都府京都市中京区錦通り烏丸西入
電話番号 075-255-0192
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この記事を書いた人

ひろちゃん
御所の南で生まれ育った代々の京都人。京都をこよなく愛し、食べに行く店は、京都人か個人オーナーが経営する店だけというこだわりの持ち主。