食べる

“セレクトリサイクルショップ”が仕掛けるおもてなし空間
「お茶と酒 たすき」

2017-02-02

祇園の伝統建築を改装したセレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON 京都祇園店」。その一角にある「お茶と酒 たすき」では、アンティークな器で京都らしいお菓子やお茶を楽しむ、素敵な時間を過ごすことができます。

目の前に流れる白川のせせらぎを聞きながら、のんびりと時間を過ごしてみませんか?

思い出の品と物語をリレーするリサイクルショップ

祇園白川沿いに店を構える「PASS THE BATON」は、NEW RECYCLEをコンセプトとしたリサイクルショップ。愛用していたけれど使わなくなってしまった品物や、思い出の一品などを集め、持ち主の写真や品物にまつわるストーリーとともに紹介、販売しています。

 

PASS THE BATON 1
伝統的な建築を生かし、オシャレにリニューアル。白川に架かる橋を渡って店内へ。

 

 

PASS THE BATON 2
和食器の間に、西洋風のアクセサリーなどが溶け込むようにディスプレイされた不思議な空間。

 

店内は、白を基調とした和モダンなしつらいです。陶磁器や漆塗りの椀から、着物、和服用の飾りといったものにはじまり、洋食器、バッグ、クリエイターの作った商品など、和洋折中のアイテムがずらり。多彩な品々が陳列されていながらも、それぞれが調和し、お店全体の和の趣を崩していないのに驚かされます。

 

PASS THE BATON 3
カットされたガラスに鎮座する招き猫が、自然と馴染んでいます。

 

 

PASS THE BATON 4
和食器やアクセサリー以外に、ふと見上げるとこんな大物も。もちろん、これも販売されています。

 

 

併設のカフェではんなりとくつろごう

店内にある、「お茶と酒 たすき」では、窓の外を流れる白川と、そこに枝を垂らす桜を見ながら美味しいお茶やお酒を楽しめます。メニューはお薄(抹茶)や麩まんじゅう、年中問わず販売しているかき氷などのお茶と甘味、さらにお茶漬けや丼などのお食事も充実しています。

 

お茶と酒 たすき - 本日の和菓子
席に着くとまず、本日の和菓子を教えていただけます。気に入ったものがあればこの中から選んで買うこともできます。
商品名:「本日の和菓子」各600円

 

たすきのもうひとつの魅力は、料理やお菓子を載せるその器。これらもすべて、かつて誰かが愛着を持って使っていた品々を再び利用しているのです。

料理やお菓子にあわせて、和洋取り混ぜた食器選びのセンスに思わずうっとり。

器のチョイスはお客さまごとに異なるので、訪れるたび、注文するたびに、どんな器が出てくるかとワクワクしながら待つことができます。

 

お茶と酒 たすき - お抹茶
お店特製の乾菓子がついた抹茶。茶碗もトレイの少し枯れた風合いもユニークです。
商品名:「お抹茶」800円

 

 

お茶と酒 たすき - 焼き麩まんじゅう1

 

お茶と酒 たすき - 焼き麩まんじゅう2
自分で焼き色をつけながら食べる焼き麩まんじゅう。覗き猪口やお盆のチョイスも洒落ています。
商品名:「焼き麩まんじゅう」800円(お抹茶とのセットの場合は1500円)

 

 

愛着をもって使い続けられた品々が気づかせてくれること

食べ物と器の取り合わせの楽しさや、愛着を持って使われた品々の魅力を十分に伝えてくれる、「たすき」のメニュー。食事やお茶を楽しんだ後に、再び「PASS THE BATON」の店内を回ると器や店内のあしらいを見る目が少し変わっているかもしれません。

 

お茶と酒 たすき1
染付の猪口や豆皿など、普段使いにできそうな器も数百円というリーズナブルで販売されています。

 

また、「たすき」は夜9:00からはバーに変身。揺らめく蝋燭の灯りの下で、素敵な器とともにお酒を楽しむことができます。
祇園界隈を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ただし、人気店のため週末は行列ができることも。開店後やお昼時以外に余裕をもって訪問すると、ゆったりと時間を過ごせます。

 

お茶と酒 たすき2
お店の裏手にある路地。帰り道も落ち着いた空間としてデザインされています。
PASS THE BATON 京都祇園店
店名 PASS THE BATON 京都祇園店
住所 京都市東山区末吉町77-6
電話番号 075-708-3668
URL http://www.pass-the-baton.com

お茶と酒 たすき
店名 お茶と酒 たすき
住所 PASS THE BATON 京都祇園店内
電話番号 075-531-2700
URL

この記事を書いた人

鷲巣 謙介
料理を作るのも食べるのも大好きなライターです。京都の街中だけでなく、川釣りや京都周辺の山でのトレッキングなど、自然の中へもズンズンと出かけます。