見どころ

付喪神たちに会いに妖怪ストリートへ行こう

2016-10-18

歳月を経て、人間の使う道具に命が宿り物の怪に変化したものを、付喪神と呼びます。打ち捨てられた古道具から生まれるという付喪神たち。彼らに会える商店街が京都にあります。

一条通に妖怪が出現

10月の第3土曜日に、妖怪たちが一条通を闊歩するとういう「一条百鬼夜行」。日が落ち闇が深くなる中、今年も様々な妖怪たちが一条通を練り歩きました。方除けの神様を祀る大将軍八神社の大祭「天門祭」に合わせて、宵宮の晩に行われる人気の行事です。

 

一条百鬼夜行1
一般的に知られる妖怪から独創性あふれる個性派妖怪までが、沿道の人々を驚かせながら練り歩く。

 

 

一条百鬼夜行2
大将軍八神社の天門祭は10月第3土日に斎行される。ハイライトは、西大路通の大将軍交差点で行われる大神輿の辻回し。このほか瑞饋神輿や子供の樽神輿も巡行する。

 

 

一条通の百鬼夜行とは

平安時代、都中で古道具を捨てる煤払いが行われました。打ち捨てられた道具たちは人間を恨み、付喪神に変化。一条通を西から東へ行進したとされています。この行列を一条百鬼夜行と呼ぶ伝説に基づき、大将軍八神社に面する大将軍商店街は、妖怪をテーマに町おこしを始めました。

 

百鬼夜行資料館1
大将軍商店街のコミュニティホールには百鬼夜行資料館がある。

 

 

百鬼夜行資料館2
資料館には百鬼夜行絵巻の模写や妖怪にまつわる資料が展示され、付喪神について知ることができる。

 

 

かわいい付喪神がお出迎え

大将軍商店街は、「妖怪ストリート」の愛称で親しまれています。お店の商品にまつわる看板娘ならぬ「付喪神」たちが、店先でお客さんをお出迎え。どこかユーモラスで愛らしい妖怪たちは人気者です。妖怪カメラのアプリをダウンロードすれば、妖怪と記念撮影も可能。かわいい付喪神に会いに行ってみませんか。

 

妖怪ストリート - ぬらりひょんと急須の付喪神
茶を商う店にいるのはぬらりひょんと急須の付喪神。ぬらりひょんは、勝手に人の家に上がり込んでお茶を飲むのだという。

 

 

妖怪ストリート - 食パンじじい
パン屋にいるのは、食べ残しのパン耳から生まれた「食パンじじい」。地元の子供たちに大人気だ。
大将軍商店街振興組合(妖怪ストリート)
施設名 大将軍商店街振興組合(妖怪ストリート)
住所 京都市上京区一条通御前通西入二丁目 大上之町75 大将軍コミュニティホール
電話番号 075-461-2520
URL http://kyoto-taisyogun.com/

この記事を書いた人

にっしー
音楽と文学をこよなく愛する関西人。母なる琵琶湖のほとりで生まれ育ち、京都に移り住んで十数年。バス停で困っている修学旅行生に道案内をするのが趣味。