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吉田山荘の「カフェ真古館」で、心が満たされるティータイム

2016-09-20

東山三十六峰のひとつ、吉田山の中腹にある吉田山荘。敷地内の「カフェ真古館(しんこかん)」で、緑に包まれた穏やかなひとときを過ごしました。

和と洋が融合した、総桧造りの山荘

吉田山荘は、昭和天皇の義弟である東伏見宮家の別邸として昭和7年に建てられ、戦後は料理旅館になりました。「表唐門」をくぐると、出迎えてくれたのは紅葉の木々。すでに色づき始めた枝もあります。

 

カフェ真古館 - 表唐門
「表唐門」は、宮大工棟梁で文化功労者の西岡常一氏による、京都市内で唯一の作。

 

 

カフェ真古館 - 門を入る
小さい秋が、すでに訪れていた。

 

 

カフェ真古館 - 初秋のもみじ

 

 

カフェ真古館 - 吉田山荘
吉田山荘本館の玄関。屋根瓦などに皇室ゆかりの「裏菊紋」があしらわれている。

 

 

カフェ真古館 - 吉田山荘 玄関
玄関左手のステンドグラスは、古墳時代の銅鏡の背面文様が原型。直線と、弧を描いた線を複雑に組み合わせたことから「直弧文鏡(ちょっこもんきょう)」と呼ばれる。

 

 

カフェ真古館 - 吉田山荘 ステンドグラス

 

 

木の温もりが感じられる「カフェ真古館」へ

大きな木のそばにある「カフェ真古館」の建物は、建設当初は車庫だったもの。紅葉が色づく頃は混み合うお店も、今は静かです。お昼どきに行ってみると、豊かな空間をひとりじめできました。

 

カフェ真古館 - 外観1

 

カフェ真古館 - 外観2

 

カフェ真古館 - 2階
木の手すりの感触を楽しみながら、小さな階段を上って2階へ。

 

 

カフェ真古館 - 窓から東山
窓から東山連峰や比叡山を望む。

 

 

カフェ真古館 - 窓から吉田山荘
吉田山荘の玄関が見える席も、旅情をかきたてられる。

 

 

カフェ真古館 - 窓からの緑
時がたつのを忘れてしまう。

 

 

「吉田山荘」女将さんの筆による、季節の和歌

柔らかい食感の「お福もち」は、有機農法による十六穀米・もち玄米・小豆をたっぷり使用したもの。黒みつときな粉がついています。卵や乳製品を使わず、100%のカカオマスと豆腐を使用したチョコレートケーキのセットや、お福もちのぜんざいもあります。

 

カフェ真古館 - ドリンクセット
季節の和歌が添えられていた。「記念にどうぞ」とのこと。裏には現代語訳も。
商品名:紅茶とお福もちのセット 1,296円(税込)

 

 

カフェ真古館 - 和歌
「風吹けば蓮のうき葉に玉こえて 涼しくなりぬひぐらしの声」(源俊頼 金葉和歌集)
現代語訳は「風が吹くと、蓮の水面に浮かぶ蓮の葉に波の玉が越えて涼しくなった。この夕暮れに鳴くひぐらしの声も聞こえる」。

 

カフェ真古館 (しんこかん)
店名 カフェ真古館 (しんこかん)
住所 京都市左京区吉田下大路町59-1 吉田山荘敷地内
電話番号 075-771-6125
URL http://www.yoshidasanso.com/shinkokan/