見どころ

一年を締めくくる東寺の「終い弘法」

2015-12-22

2015年も残すところあと少し。年の暮れから新年にかけて寺社仏閣では様々な行事が行われています。その一つ、世界遺産・東寺の「終い弘法」に行ってきました。

 

 

毎月21日の弘法さん

東寺では、毎月21日が「弘法さん」と呼ばれる縁日(弘法市)です。21日は弘法大師空海の月命日。「御影供(みえいく)」という報恩感謝の供養が行われ、それに合わせて境内では多くの露店が出て賑わいます。

弘法さんの歴史は古く、なんと1239年から毎月開催されているのだとか。骨董品や古着などを中心に、1200ほどの露店が並びます。お気に入りの1品を探したり雰囲気を楽しんだりと、気軽に訪れてほしい縁日です。

 

終い弘法-御影供
御影供は午前10時から御影堂で行われる。

 

 

終い弘法-髙野槇
お花と一緒に仏様にお供えする髙野槇が販売されている。

 

 

終い弘法-骨董屋
食器や壺、彫刻品や家具などお店によって品揃えは様々。

 

 

師走の終い弘法

年内最後の12月21日の弘法さんは「終い弘法」と呼ばれ、特に賑わいを見せます。人気の秘密はお正月用の食材や縁起物。その活気は市場さながらです。露店には数の子や新巻鮭などのおせち料理に欠かせない食材から、松や葉ボタンといったお正月飾り、来年の干支の猿をあしらった品がずらりと並びます。

あちこちの露店をまわり、お正月の準備をする人の姿が。ふと顔を上げると五重の塔が間近に見え、京都らしい趣を感じられるのも弘法さんならではの魅力です。

 

終い弘法
南大門から見た終い弘法の様子。あいにくの雨でも多くの人で賑わっていた。

 

 

終い弘法-正月食材
新鮮な新巻鮭や数の子、ちりめんやにしんなどが並び、威勢のいい声が響いていた。

 

 

終い弘法-正月飾り
葉ボタンや若松、千両や紅梅などが並ぶ。あらかじめセットにして販売している店もある。

 

 

終い弘法-量り売り
昔ならではの量り売りをしている店も多い。豆類や魚介類、果実類など様々な乾物が手に入る。

 

 

終い弘法-カレンダー
カレンダーを販売している店も。シンプルなものや和風のものを中心に数百円からとお手頃。

 

 

終い弘法-五重塔
露店の合間から見た五重塔。通年公開されているので、合わせて拝見するのもおすすめ。

 

東寺
寺社名 東寺
住所 京都市南区九条町1番地
電話番号 075-691-3325
URL http://www.toji.or.jp/

この記事を書いた人

risato
京都と猫が大好きなライターです。お寺巡りや美術館巡り、ハイキングやマウンテンバイクが趣味です。京都の新たな魅力と楽しみ方を求めて、市内のあちこちに出没しています。