京都 女之酒記

3夜「上七軒ビアガーデン」

2015-08-13

「麦酒は麦茶みたいなもの」が口癖のライター麦子が、ほろ酔い(ときにへべれけ)を求めて彷徨う、京都の酒場探訪です。


 

麦子がビアガーデンに行かずにどうする!ということで、やってきたのは上七軒歌舞練場が夏の間だけビアガーデンになる「上七軒ビアガーデン」。実は昭和30年ごろから続いている歴史あるビアガーデン。

上七軒ビアガーデン1

上七軒ビアガーデン2

アプローチにぼんぼりが灯り、ワクワクしながら歌舞練場の中へ。

ここでビールが飲めて舞妓さん、芸妓さんと喋れるなんて!

上七軒ビアガーデン3

 

全天候型でキャパも十分

庭には屋根付きのビアガーデン席。すこし離れた舞台横の廊下にはテーブル席も。

この日は大盛況のため、通常は開放していない舞台が望める座敷に通された。メイン席から少し離れていたのだが、ほかの席と違って空調がきいているし、なにより緞帳が上がっていたので舞台が目の前!一同早くも大興奮。

上七軒ビアガーデン4

上七軒ビアガーデン5

 

高揚感で飲みすぎる

  • ビール、お通しのセット 2000円

席料込みでまずはここからスタート。

お通しは、枝豆、生湯葉のお刺身、茄子の煮びたし。

料理のレベルが高く上品な味つけ。聞けば上七軒ビアガーデンは料理が美味しくて有名なのだそう。ビールはプレミアムモルツ。

 

上七軒ビアガーデン6

 

いつ舞妓さんや芸妓さんがまわってきてくれるのだろう、とソワソワしながら雰囲気に酔っていると、どんどんビールが進む。

 


  • 茄子とパプリカのピザ 1000円

もちもち生地にとろ~りチーズ。これもなかなかハイパフォーマンス。

ビアガーデンながら、温かいくてしっかりとした料理が出てくるのがいい。

続いて鶏のから揚げを頼んだが、カラッと揚がっていてこちらもアツアツ。

 

上七軒ビアガーデン7

 

料理はどれを頼んでも1つ1000円。メニューは30品。

カプレーゼやエビ餃子も気になった。

ビールは2杯目以降一杯1000円。ソフトドリンクは500円。

 

次々来てくれる舞妓さん、芸妓さん

そうこうしていると、舞妓さんが私たちのテーブルに!

「おねえさんどうもおおきに~」と、声もかわいらしい。

「どこからどすか~」と聞かれたり、逆に出身を尋ねて「富山どす」と答えてもらったり。会話のあとは記念写真も快く受けてくださり、最後は千社札シールをいただいた。

この後3人の芸妓さんとそれぞれお話を。ある芸妓さんは26歳!みんな若いのに落ち着きがあり、お揃いの浴衣がかわいかった。

 

上七軒・千社札
千社札シール

 

舞妓さん、芸妓さんとお話しできるのは本当に貴重な経験で、隣のテーブルのおじさんたちもえびす顔。水割りセット(2000円)を頼めば横でお酒をつくってもらえるようで、

終始メロメロ、ご満悦の様子だった。こういう人たちにこそ、秋のをどり「寿会」を観にいってほしい。

 

上七軒・寿会
寿会パンフレット

 

遠くの席に白塗りでお座敷の格好の舞妓さんがいたが、こちらはお客さんが別で呼んでいるとのこと。なるほど、そういうツワモノもいるのか。21時を過ぎればお座敷終わりで、お客さんと来ている舞妓さんもいるようだった。

上七軒歌舞練場は、ふだんは「喫茶 茶ろん」として営業している。

洋食などがいただけてこちらも人気だが、春の北野をどり、秋の寿会、そしてビアガーデン期間はお休み。ビアガーデンは9月5日まで。来られない人は、こちらもぜひ。

北野天満宮帰りに立ち寄ってみては。

上七軒ビアガーデン
店名 上七軒ビアガーデン
住所 京都市上京区真盛町 上七軒歌舞練場
電話番号 075-461-0148
URL http://www.maiko3.com/

この記事を書いた人

麦子
お酒と魚(肴)を愛する大阪人。「混ぜるなキケン」のルールのもと、ビール、ワイン、日本酒から2種までならちゃんぽん可。おいしいもの、うつわを求めて週末弾丸トリップも。マイブームは北陸と松山。