京都人が愛する店

Vol.1 明治元年創業の蕎麦処「本家 田毎(たごと)」

2015-05-11

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京都人はうどんや蕎麦などの麺類がけっこう好きで、地域ごとに地元民の行きつけの麺類処がある。老舗の田毎もそんな一軒で、昔ながらの京都の麺類のメニューが楽しめる。

洗練された老舗の味

創業は明治維新の最中の1868年。三条通りから新京極へ下りる角の北側にあり、買い物ついでに、あるいは、「田毎」の麺類を目当てにやってくる人もいる。蕎麦がメインだが、細麺のうどんも薄味のまろやかな出汁と合って美味。定食類も充実している。

田毎本店
三条通りに面して建つ「本家 田毎」

 

「京風たぬきうどん」900円

京都で「たぬき」といえば、あんかけのきつねうどん。細麺のうどんに、おあげを長めに切った刻みきつねと九条ねぎを載せた上からたっぷりの葛あんをかけ、土生姜を添えただけのいたってシンプルな麺類。葛あんに土生姜をよくなじませていただくと身体が温まるので、京都では「あんかけ」「けいらん」と並んで冬場によく食べられる。

たぬきうどん
とろっとした葛あんと土生姜の相性が絶妙

 

京都の名物「衣笠丼」(きぬがさどんぶり):990円

京都は豆腐がおいしいので有名だが、当然、おあげも同じ。それを細く刻んで九条ねぎと一緒に甘辛く煮たものを卵でとじて、ご飯の上に載せたのが「衣笠丼」。親子丼の鶏肉の代わりに刻みきつねを使ったものと思えばわかりやすい。おあげがおいしい京都ならではの丼で、卵ときつねとご飯のハーモニーは他にない味である。

衣笠丼
甘辛いおあげが卵とよく合う

 

 

本家田毎 店 名 本家 田毎
住 所 京都市中京区三条通寺町東入ル石橋町12
電 話 075-221-3030
URL http://www.tagoto.com/

この記事を書いた人

ひろちゃん
御所の南で生まれ育った代々の京都人。京都をこよなく愛し、食べに行く店は、京都人か個人オーナーが経営する店だけというこだわりの持ち主。