フレンチというと少し改まった感じがするが、「ビストロ 山形」は、リーズナブルな価格で本格フレンチを気軽に食べられる店。ワインが充実しているのもうれしい。
路地の奥の隠れ家
烏丸~室町間の錦通りの南側に、行き止まりの細い路地がある。その中間にあるのが、今年(2015年)で創業30周年を迎えた「ビストロ 山形」。知る人ぞ知る隠れた名店で、地元はもちろん、関東からの固定ファンも少なくない。
コストパフォーマンスの高さに満足
普段はアラカルトだが、今回は創業30周年記念の「スペシャル30コース」をいただくことにした。マグロのカルパッチョに始まって、いちじくのデザートまで全8品。自家製のからすみやアワビ、生ハムなどをぜいたくに使ったフリーブレタスのサラダ、トーモロコシの冷製スープ、メインは活けオマールエビのポワレ、黒毛和牛いちぼのステーキである。シメは、京丹後市で獲れたイノシシのすね肉をじっくり煮込んで自家製カレー。お腹がいっぱいになったうえに、この味とメニューで7,800円(税別)はリーズナブルだ。
ほかにも5000円から14200円までいくつかのコースがそろっており、ランチメニューもあるが、アラカルトから2、3品選んで、ワインを飲みながらマスターとの会話を楽しむのもおススメである。
①マグロのカルパッチョ
②フリーブレタスのサラダ。自家製のからすみ、生ハムなどを一緒にいただく
③宮崎産ゴールドラッシュの冷製スープ
④北海道ニセコ産男爵イモのジャガバター。サツマイモのように金時色で甘く、皮ごといける
⑤オマールエビと北海道産アスパラ。オマールエビは味噌まで食べられる
⑥黒毛和牛のいちぼのステーキ(または、和牛のほほ肉ワイン煮)
⑦自家製カレー(または、ハヤシライス)
⑧デザート
店 名 | ビストロ山形 | |
住 所 | 京都市中京区錦小路通室町東入ル占出山町310-5 | |
電 話 | 075-256-1230 | |
URL | http://www.bistro-yamagata.com/ |