見どころ

織田信長の甥ゆかりの地、北山杉と清流の里にある「滝又の滝」

2016-11-21

京都市内にある滝のなかで唯一「京都の自然二百選」に選ばれた「滝又の滝」。織田信長の甥にあたる僧の十界因果居士が仏門の修行をした地でもあります。

高雄よりさらに北上し、京北エリアへ

京都駅からは、JRバス高雄・京北線の「細野口」バス停で下車します。車では、162号線で高雄の先にある3つのトンネル(杉の里・中川・笠)を超えると、頭上に「滝又の滝300m先を右折」という標識。京北トンネルの手前にある信号を右折し、民家の間の細い道を抜けて川沿いに進むと、車数台が駐車できるスペースに出ます。

 

滝又の滝 - 右折
南丹八木とは逆の東方向に右折する。この信号に「滝又の滝」という案内表示はないので、左手の青い標識が目印。

 

 

滝又の滝 - 紅葉1
11月上旬、北山の紅葉は色づきはじめの淡い黄緑が多かった。

 

滝又の滝 - 紅葉2

 

滝又の滝 - 紅葉3

 

 

気軽に楽しめるハイキングコース

滝又の滝までは、清流に沿って歩くこと約20分。起伏が少なく、体力に自信のない人や子どもでも楽に歩けるコースです。森閑とした杉木立の道で、水の流れる音だけが響き渡ります。川には木の橋がかけられていますが、雨の後など滑りやすくなっていることも。ゆっくり慎重に渡りましょう。

 

滝又の滝 - 道1

 

滝又の滝 - 橋1

 

滝又の滝 - 道2

 

滝又の滝 - 橋2

 

滝又の滝 - 流れ
小川の流れが速さを増し、音が大きくなってきた。滝又の滝は近い。

 

滝又の滝 - 伏流水
見上げると、岩の間から染み出た伏流水が、キラキラと光りながら雨のようにぽつりぽつりと落ちていく

 

 

落差20メートルの雄大な滝

岩の突起によって、二股に分かれて落ちていく美しい滝が現れました。「滝又の滝」と命名したのは、織田信長の甥にあたる僧の十界因果居士と伝えられています。ひときわ赤く色づいた紅葉のひと枝と木々の緑。秋ならではの鮮やかな絶景です。

 

滝又の滝 - 滝と紅葉
滝の中ほど右手には、濃桃色のアケビの実がひとつ下がっていた。冬になると、つららが見られることもあるという。

 

 

滝又の滝 - 修練場の碑
織田信長の甥、十界因果居士がこの地で修練していたことを伝える木製の碑。

 

1579年、日蓮宗と浄土宗の宗教問答「安土宗論」が織田信長の命により安土城下で開かれました。十界因果居士の判定で日蓮宗が敗北。その後、宗教弾圧が強化されたとか。3年後の本能寺の変で信長が亡くなると、因果居士は滝又の滝の上に洞窟を作って隠棲したと伝えられています。

滝又の滝
施設名 滝又の滝
住所 京都市右京区京北町大字細野
電話番号
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この記事を書いた人

Miki
緑と海が好き、身体を動かすことが好き、食べることが大好き、食欲もりもり天然人。