見どころ

「京都一周トレイル」で新たな魅力を発見! 
Vol.10:秋の西山コース(清滝~鳥居本)を歩く

2018-11-20

三方を山に囲まれた、盆地にある京都市。その山々を巡る「京都一周トレイル」は、4つのコース、全長約80㎞で、自然を満喫しながら歴史や文化にも触れることができます。西山コースは、清滝から苔寺谷まで続く10.7㎞。今回はスタート地点の清滝から、鳥居本までを紹介します。

始まりは愛宕山麓の清滝から

京都の北西にある愛宕山には、火伏せの神様を祀る愛宕神社が鎮座しています。その山麓で、宿場町として栄えていたのが清滝。豊かな自然に囲まれ、初夏にはゲンジボタル、秋には美しい紅葉が見られるスポットです。

清滝のバス停から急な坂道を下ると、朱色の渡猿橋が見えてきます。橋のたもとには「西山1」の標識が。遊歩道に降りて、清滝川の流れに沿って歩きます。

 

清滝1(京都一周トレイル)
清滝へは、阪急や嵐電の嵐山駅前からバスでアクセスできる

 

清滝2(京都一周トレイル)
集落へと続く橋の手前に、標識と川沿いに降りられる石段がある

 

清滝3(京都一周トレイル)
清滝川の紅葉はちょうど見頃を迎えていた

 

 

紅葉の金鈴峡(きんれいきょう)を散策

清滝から落合橋までは、金鈴峡と呼ばれる場所。紅葉の名所で、この時期にはたくさんの人がハイキングに訪れます。川沿いを歩き始めると、すぐに小さな橋に差し掛かります。右岸へ橋を渡り、木々に覆われた道へ。「西山3」の標識近くには、滝が見られました。足元に気をつけながら岩場を進み階段を上ると、落合橋に到着です。

 

金鈴峡1(京都一周トレイル)
金鈴峡の秋ならではの景色が楽しめる

 

金鈴峡3(京都一周トレイル)
明神谷の橋の上から滝が見られた

 

金鈴峡3(京都一周トレイル)
標識の「西山3」から「西山4」の間は、岩場が続く

 

金鈴峡4(京都一周トレイル)
落合橋の先にはトンネルがあり、JR保津峡駅へとつながっている

 

 

保津峡から鳥居本へ

落合橋からは舗装路になります。トンネルを抜けて横道を曲がると、保津峡を一望できる展望所がありました。雄大な渓谷の景色を堪能してみましょう。展望所から再び落合橋まで戻ると、六丁峠の上りが始まります。

保津峡の景色を楽しみながら曲がりくねった道を上りきると、「六丁峠」の標識があります。そこからは下り道。嵯峨天皇皇后の嵯峨陵へと向かう登拝路を過ぎると、鳥居本に着きます。

清滝から鳥居本までは、1時間半ほどの道のりです。

 

保津峡1(京都一周トレイル)
展望所から保津川を見下ろすと、時折、川下りをする舟が行き交っていた

 

保津峡2(京都一周トレイル)
峠道にはいくつか眺めの良い場所がある。色づいた山々と観光トロッコ列車の線路が見られた

 

六丁峠(京都一周トレイル)
六丁峠の頭上には、嵐山高雄パークウェイの道路橋が通っている

 

鳥居本(京都一周トレイル)
昔ながらの萱葺き屋根の建物も見られる鳥居本

この記事を書いた人

risato
京都と猫が大好きなライターです。お寺巡りや美術館巡り、ハイキングやマウンテンバイクが趣味です。京都の新たな魅力と楽しみ方を求めて、市内のあちこちに出没しています。