見どころ

冬の美山を彩る「雪灯廊」

2017-02-01

京都市内から車で一時間ほどのところにある南丹市美山町は、日本の原風景に出会える場所。近年その人気は高まり、多くの人が訪れています。そんな美山では今、冬の風物詩「雪灯廊」が開催されています。

美山を代表する観光スポット「かやぶきの里」

美山屈指の観光スポットと言えば、知井(ちい)地区にある「かやぶきの里」です。のどかな田園風景の中に38戸もの茅葺き住居が並ぶ様子は、まるでひと昔前にタイムスリップしたかのよう。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、昔ながらの農村の風景を大切に残しています。

美山は山々に囲まれた谷あいの集落で、四季折々の素晴らしい風景が見られます。春のさくら祭や秋のもみじ祭、冬の雪灯廊や雪まつりなど、年間を通して季節を感じられる様々なイベントが開催されています。

 

かやぶきの里 - 風景1
初夏の美山は、新緑が広がる美しい景色が楽しめる。

 

 

かやぶきの里 - 風景2
雪灯廊は積雪の最も多くなる頃に行われる。この日も見渡す限り銀世界が広がっていた。

 

 

今年で13回目を迎えた「雪灯廊」

美山の冬は厳しい寒さが続き、辺り一面が雪に覆われます。そんな冬の風景を活かして行われているのが「雪灯廊」。雪灯籠や花灯籠などが900基以上も並び、集落全体が優しい光に包まれます。茅葺き屋根が照らされて美しく浮かび上がる様子は、まさに幻想的。冬の美山ならではの風景を見ようと、今年も多くの人で賑わっていました。

 

雪灯廊1
ライトアップは17時頃から。集落の入口辺りからは、照らされた茅葺き住居が連なるように見られた。

 

 

雪灯廊2
雪原に浮かぶ茅葺き住居。雪灯廊では38戸の茅葺き住居のうち、18戸がライトアップされる。

 

 

多彩なイベントで、見て食べて遊べる!

雪灯廊期間中は、毎日15時から「雪灯籠づくり体験」が行われています。自分だけの雪灯籠を作り、会場に飾ることができるのです。この日も親子連れやカップルなどが、雪灯籠づくりを楽しむ様子が見られました。

集落の入口辺りには「あったか屋台」が並びます。ぼたん汁や鹿肉のソーセージなどジビエ料理や、美山牛乳や地鶏などの地元食材を使った名物料理を味わってみましょう。また週末には、知井八幡神社で日本舞踊の奉納を見ることができます。

美山の冬を満喫できる雪灯廊は、1/28(土)から2/4(土)の期間で開催されています。

 

雪灯籠づくり体験1
バケツで雪を固めて並べたりスコップで形を整えたりして、思い思いの雪灯籠を作っていた。

 

 

雪灯籠づくり体験2
完成したオリジナル雪灯籠は、小さなろうそくを灯すことができる。

 

 

第13回 美山かやぶきの里「雪灯廊」
住所 京都府南丹市美山町北 かやぶきの里
電話 0771-77-0014(美山町自然文化村)
URL http://www.yukitouro.jp/

この記事を書いた人

risato
京都と猫が大好きなライターです。お寺巡りや美術館巡り、ハイキングやマウンテンバイクが趣味です。京都の新たな魅力と楽しみ方を求めて、市内のあちこちに出没しています。