菅原道真が梅をこよなく愛したことから、天満宮には梅がつきもの。北野天満宮で全国の梅酒を集めたイベントが催され、来場者が140種類もの梅酒の飲み比べを楽しみました。
全国梅酒まつりin京都
梅とゆかりの深い北野天満宮で、2018年9月14日から17日にかけて「全国梅酒まつりin京都」が開催されました。日本全国の酒蔵から集められた梅酒は140種類以上。専用カップでの飲み比べのほか、全国品評会で金賞受賞の梅酒と京漬物や京菓子とのコラボメニュー、梅酒を用いたデザートなどが販売され、多くの来場者で賑わいました。
多種多様な梅酒を飲み比べ
絵馬所の飲み比べ会場には、さまざまな梅酒が勢揃い。焼酎ベースや日本酒ベース、ブランデーベースの梅酒のほか、果肉の入ったにごり梅酒や果汁で割ったブレンド梅酒など、一風変わった梅酒も並びました。ゼリー状のものやショウガをブレンドしたもの、ミルクとマンゴーが入ったものなど、滅多にお目にかかれない梅酒もあり、来場者が列を作りました。
即売会やイベントなども開催
梅酒まつりの会場では、飲み比べのほかに、梅酒の即売会や、フードやドリンクの販売が行われました。即売会場は、飲み比べで気に入った梅酒を買い求める来場者で大盛況。アイスに梅酒をかけたデザートや、梅酒のソーダ割りにアイスをトッピングしたフロートも人気で、残暑の中、梅のさわやかな味に舌鼓を打つ姿が見られました。猿回しや天神太鼓の披露もあり、梅酒を片手に鑑賞する人々で賑わいました。