見どころ

彼岸花が咲く亀岡・穴太の里を歩く

2018-09-28

黄金色の稲田が広がるのどかな町に、彼岸花のレッドカーペットが出現。亀岡市曽我部町で、彼岸花が見頃を迎えました。秋の一時にだけ現れる真紅の花畑。カメラ片手に歩いてみませんか。

彼岸花が群生する穴太寺周辺

秋のお彼岸の頃、ほんの1、2週間ほど咲く彼岸花。亀岡市曽我部町の穴太寺(あなおじ)周辺では、田んぼの畦に沿って群生する真紅の彼岸花が見られます。黄金色に色付いた稲穂の揺れる田んぼを縁取る彼岸花は、さながらレッドカーペットのよう。秋のほんの一時だけ見られる劇場に出かけてみましょう。

 

亀岡・穴太の里の彼岸花1
のどかな田園風景に彼岸花の赤色が映える。

 

亀岡・穴太の里の彼岸花2
彼岸花が咲く時期には多くの人が訪れる。マナーを守って鑑賞しよう。

 

 

さまざまな異名を持つ彼岸花

彼岸花は曼珠沙華(まんじゅしゃげ)のほか、灯籠花や狐花、幽霊花や死人花など、さまざまな異名を持っています。彼岸花は有毒植物で、昔は墓地を荒らすモグラを避けるために、墓地周辺に植えられたそう。不吉な名前は、このことから付いたといわれます。また、土の中から茎が伸びて花が咲き、花が枯れてから葉が出ることから、葉と花を同時に見ないという意味の「葉見ず花見ず」という呼び名もあるそうです。

 

亀岡・穴太の里の彼岸花3
茎をまっすぐ伸ばし、花を付ける彼岸花。反り返った花被から剃刀花、花が集まった形から天蓋花という呼び名もある。

 

亀岡・穴太の里の彼岸花4
子どもの頃、彼岸花を持ち帰ると火事になると注意された経験のある人も多いだろう。毒に触れないように注意するための言い伝えだ。

 

 

日本の原風景をカメラに収めよう

広がる田畑に、趣のある日本家屋が点在する穴太の里は、日本の原風景という表現がぴったり。のどかな田園風景は、見ているだけで心が穏やかになります。素朴な野仏や、刈り取った稲わらを干す束に、彩りを加える彼岸花。昔から変わらないのどかな風景を、カメラで切り取ってみましょう。素敵な1枚をカメラに収めに、彼岸花の咲く穴太の里を歩いてみませんか。

 

亀岡・穴太の里の彼岸花5
円錐形に束ねられた稲わらの束は、絶好の被写体。彼岸花とともに、秋のほんの短い間にしか見られない美しい光景だ。

 

亀岡・穴太の里の彼岸花6
まるで石仏に供えられるように咲く彼岸花。野仏には花が似合う。
穴太の里の彼岸花
施設名 穴太の里の彼岸花
住所 亀岡市曽我部町(穴太寺周辺)
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この記事を書いた人

にっしー
音楽と文学をこよなく愛する関西人。母なる琵琶湖のほとりで生まれ育ち、京都に移り住んで十数年。バス停で困っている修学旅行生に道案内をするのが趣味。