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ききょうの里7

5万株が咲き誇る亀岡「ききょうの里」

亀岡市の谷性寺(こくしょうじ)は明智光秀ゆかりの寺。この寺の門前に、約5万株の桔梗が咲き競う「ききょうの里」がオープンしました。紫や白、珍しいピンク色の桔梗の花を愛でに多くの人が訪れています。

花々が彩るききょうの里

JR亀岡駅からバスで約30分、湯の花温泉にほど近い山あいの集落にあるききょうの里で、桔梗の花が見ごろを迎えています。このききょうの里は、明智光秀の首塚が祀られる谷性寺の門前に広がる桔梗畑を会場に、例年6月末から7月中旬に公開されています。亀岡の特産品やとれたての野菜を売る直売所も設けられ、他府県からも多くの人々が訪れます。

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桔梗の花畑を目当てに多くの人が訪れる。
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会場では、朝採れの野菜や鉢植えの桔梗が販売されている。
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軽食コーナーや特産品の販売コーナーもある。亀岡市のゆるキャラ「明智かめまるくん」や、明智光秀のグッズも人気。
商品名:「オリジナルバッグ」1100円

光秀ゆかりの谷性寺

谷性寺は、「光秀寺」の通称を持つ、平安後期創建の真言宗の古刹。明智光秀が谷性寺の不動明王を信仰していたことから、死後に光秀の首をこの寺に葬ったとされています。光秀の家紋が桔梗であることから、いつしか供養のために桔梗が植えられるようになったそうで、境内を彩る桔梗の美しさから「桔梗寺」とも呼ばれるようになりました。ききょうの里開園期間中は、谷性寺の本堂で明智光秀展が開催されているので、併せて鑑賞しましょう。

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谷性寺の門前には紫陽花や桔梗が植えられ、花の参道になっている。
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光秀公首塚は、安政2年(1855)に幕末の志士により建立されたそう。
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谷性寺の御朱印には、桔梗の印が押される。
商品名:「御朱印」300円

紫陽花やルドベキアとのコラボレーションを楽しむ

ききょうの里には約5万株の桔梗が植えられています。一般的な紫色の桔梗をはじめ、白色やピンク色、八重咲のものなど、バラエティー豊かな桔梗の花畑は上品で優美。その他にも、ルドベキアや半夏生、紫陽花やアガパンサスなど様々な花が植えられ、桔梗と見事なコラボレーションを見せています。夏を彩る花々の美を愛でに、ききょうの里を訪れてみませんか。

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色とりどりの花が咲き競うききょうの里は、絶好の撮影スポット。
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普段目にする機会の少ないピンク色の桔梗。珍しい品種の桔梗を探してみよう。
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鮮やかなオレンジ色のルドベキアは、桔梗の気品ある紫色を引き立てる。

基本情報

  • 施設名
    ききょうの里
    住所
    京都府亀岡市宮前町猪倉(谷性寺門前)
    電話番号
    0771-26-3753(開園期間中)
    URL
    https://kikyou-no-sato.com/
  • 寺社名
    谷性寺
    住所
    京都府亀岡市宮前町猪倉土山39
    電話番号
    0771-26-2054

この記事を書いた人

にっしー
音楽と文学をこよなく愛する関西人。母なる琵琶湖のほとりで生まれ育ち、京都に移り住んで十数年。バス停で困っている修学旅行生に道案内をするのが趣味。