全国最大の陶器市である、五条坂の「陶器まつり」が今年も開催されました。掘り出し物を求めて全国からファンが訪れる、京都の夏の風物詩。老舗から若手クリエイターまで、約400ものお店が並び、必ず「お気に入り」が見つかるはずです。陶器まつりで、自分だけの特別なやきものに出会ってみませんか。
規模は全国最大、歴史ある陶器まつり
「陶器まつり」が行われる五条坂は、清水焼・発祥の地。毎年8月7日〜10日に行われる、六道珍皇寺の「六道まいり」を訪れる人々に対して、やきものを安く売り始めたのがきっかけだったと言います。現在の陶器市でも、並ぶ品々はやはりお値打ち価格。憧れのやきものがお得に買えるチャンスです。

老舗から若手クリエイターまで。バリエーション豊かな品揃え
ずらりと並ぶお店の中には、新進気鋭のクリエイター作品もたくさん。ぱっと目を引く個性的なデザインも多く、他ではなかなか出会えないものばかりです。そして言うまでもなく、伝統の老舗も魅力的。この幅の広さが、全国のやきものファンを惹きつけるのです。



おすすめは夜、時間をかけて掘り出し物探し
とはいえ、8月の京都といえば、なんといっても猛烈な暑さ。たくさんのお店をゆっくり見て回りたいなら、おすすめは夜の時間帯です。比較的涼しく人も少ないため、余裕をもって掘り出し物探しを楽しむことができます。お店の並びには、ところどころ食べ物の屋台も。軽食をとりながら、時間をかけて散策するのもよいでしょう。
こだわりのやきものと一緒に、特別なブレイクタイム
形、色、使い心地。それぞれにこだわりを持って丁寧に作られたやきものは、日々の生活をやさしく彩ってくれます。何気ないコーヒータイムも、自分で見つけたうつわがあればきっと特別なものになるはず。魅力あふれる「陶器まつり」に、ぜひ足を運んでみてください。
