おかめの伝説で知られる千本釈迦堂で、夏の訪れを告げる陶器市が開催されています。境内にはさまざまな陶器を商う露店が並び、各地の陶器を買い求める参拝者で賑わいを見せています。
千本釈迦堂の陶器市
上七軒にほど近い千本釈迦堂は、正式名称を大報恩寺という真言宗の寺院。賢妻・おかめの伝説で有名です。千本釈迦堂では、夏の年中行事として、7月9日から12日まで陶器市が開催されます。境内には、日本各地の産地から作家が集い、お皿や抹茶碗、花器などの陶器が勢揃い。陶器市を楽しみに訪れる人々で賑わいます。


陶器に日ごろの感謝を捧げる陶器供養会
陶器市期間中の10日には、本堂で陶器供養会が開催されました。供養会では、本尊である釈迦如来の方便化身・地天尊を勧請。日常生活に欠かすことのできない陶器類を祀って感謝を捧げ、家内安全や健康増進、陶器業界発展を祈願する法要が行われました。



各志納金300円
陶器市でお気に入りの一品探し
本堂にお参りしたら、陶器市でお気に入り探し。繊細で華やかな絵付けのもの、シンプルでスタイリッシュなもの、窯変(ようへん)で生まれる味わいを楽しむものなど、個性豊かな陶器たちに、ついつい目移りしてしまいます。一つ一つ手に取ってみて、じっくり吟味しましょう。きっとお気に入りが見つかるはずです。



商品名:「備前焼一輪挿し」600円、「ブックエンド」500円