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秋の大原女まつりへ行こうEC

秋の大原女まつりへ行こう

コスモスが咲き、ススキが揺れる大原で開催される、秋の大原女まつり。伝統的な大原女の装束に身を包み、自然豊かな大原の秋の風情を感じながら、山里を散策してみませんか。

秋が訪れた大原の山里

三千院や寂光院などの古刹が佇む大原は、山あいに広がる風光明媚な山里。豊かな自然に包まれた大原は、秋の訪れが京都市内中心部よりも一足早め。紅葉が盛りを迎える頃には多くの人でにぎわう大原も、初秋は訪れる人が少なく、静かな山里の秋の風情が楽しめます。コスモスやススキが風に揺れ、柿の実が色付く大原を散策してみましょう。

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台風の影響で、今年(平成30年)はコスモスの花は少なめ。荒天を乗り切ったコスモスが可憐な花を付けている。
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青空に柿のオレンジ色が映える。
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寂光院の近辺は木々が色付き始めている。
秋の大原女まつり

大原では春と秋の2回、大原女まつりが開催されます。平成30年の秋の大原女まつりは、10月26日(金)から11月11日(日)まで開催。大原観光保勝会による大原女体験で、大原女に変身してみましょう。紺地の着物にたすきを掛け、紺絣(こんがすり)の前掛けと手甲(てっこう)、脛巾(はばき)を身に付ければ、すっかり気分は大原女。たすきと帯の赤色が紺地に映えてとてもキュートです。

秋の大原女まつりへ行こう4
大原女の装束は、建礼門院に仕えた阿波内侍(あわのないし)が着ていた衣装が原形。
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10月28日(日)には、地元の子どもらによる大原女ミニ時代行列が行われた。
大原の秋の味覚を満喫

実りの秋を迎えた大原の里。この時期ならではの味覚を堪能できます。大原の名産といえば、風味豊かな赤しそで付ける「しば漬」。夏の新漬けの頃には酸味の少ないまろやかな味だったしば漬も、秋の訪れとともに熟成し、独特の酸味と風味が深まります。秋はまさにしば漬の旬。柿や栗など山の恵み、新米で作るおにぎりやお餅も外せません。思い出とともに秋の味覚をお土産に。

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野菜と赤しそ、塩だけで漬ける昔ながらのしば漬は、10月から12月にかけて乳酸発酵が安定し、独特の風味が出てくる。

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この記事を書いた人

にっしー
音楽と文学をこよなく愛する関西人。母なる琵琶湖のほとりで生まれ育ち、京都に移り住んで十数年。バス停で困っている修学旅行生に道案内をするのが趣味。