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送り火をモチーフにしたお菓子3選EC

送り火をモチーフにしたお菓子3選

お盆の行事のクライマックス、五山送り火。お盆が近づくと、さまざまなお店から送り火をモチーフにしたお菓子が発売されます。おしゃれなデザインで、手みやげにもぴったりです。

お盆の伝統行事

お盆の期間中に帰ってこられたご先祖さまを見送る行事、五山送り火。8月16日の午後8時、東山の如意ヶ嶽に大の字の火が点けられます。そこから5分ごとに、妙法、船形、左大文字、鳥居の順に点火。五山に送り火が灯ります。この京都の夏の風物詩は、さまざまなアイテムのモチーフにもなっています。

五山の送り火
五山の送り火は、お精霊(しょうらい)さんと呼ばれるご先祖さまの魂を見送るための伝統行事。
はんなりした色合いの麩焼きせんべい

亀屋清永は、清めのお香が練り込まれた唐菓子「清浄歓喜団」で知られる老舗。8月には、五山の送り火の麩焼きせんべい「京送り火」が発売されます。ふわっと軽いせんべいに、それぞれ送り火が描かれます。口に入れるとほんのり甘く、とても上品な優しい味。軽い口当たりなので、何枚でも食べられそうです。

亀屋清永 - 京送り火1
濃紺地に銀色で抜かれた山のシルエット、赤く灯る大の字がおしゃれな箱。ワクワク感がつのる。
商品名:「京送り火」1080円
亀屋清永 - 京送り火2
麩焼きせんべいに、五山の絵が描かれる。大文字は紫、妙法は緑色の麩焼きせんべいになっていた。
箱を開けると思わず歓声の上がる干菓子

小倉あんと村雨あんを巻いて、雲に乗る龍の姿を表現した「雲龍」でお馴染みの俵屋吉富は、上品な干菓子で送り火を表現。送り火を描いた麩焼きせんべいは、さっくりしています。干琥珀(かんこはく)の桔梗は色合いがきれい。シャリッとした外側と、内側のプルプルの食感がたまりません。敷き詰められた金平糖は、夏にぴったりな涼しい色合いです。

俵屋吉富 - 創作干菓子 送り火1
水彩画のような優しいタッチの絵がかわいい。
商品名:「創作干菓子 送り火」972円
俵屋吉富 - 創作干菓子 送り火2
一幅の絵画のように綺麗に詰められた干菓子。取り出して崩れてしまうのがもったいないほど。
もっちりとおいしい八ッ橋入りのどら焼き

高級な和菓子もいいけれど、もっと気軽なおやつ感覚で食べたいという人におすすめなのが、井筒八ッ橋本舗のどらやき。ふっくらとした生地で、つぶあんと生八ッ橋が包まれています。ふわふわの生地と、生八ッ橋のもちもち感が絶妙にマッチ。ほどよい甘さに癒やされます。厄除けの信仰もあるという送り火をモチーフにしたお菓子で、暑い夏を乗り切りましょう。

井筒八ッ橋本舗 - 五山の送り火 井筒の三笠1
大文字が描かれた箱。大の字の3角目が流れるような筆致。
商品名:「五山の送り火 井筒の三笠」810円
井筒八ッ橋本舗 - 五山の送り火 井筒の三笠2
ふっくらしたどら焼きに、焼き印で五山の送り火を表現。どの送り火を食べるか、悩みながら選ぶ時間も楽しい。

基本情報

  • 店名
    亀屋清永本店
    住所
    京都市東山区祇園町石段下
    電話番号
    075-561-2181
    URL
    http://www.kameyakiyonaga.co.jp/
  • 店名
    俵屋吉富本店
    住所
    京都市上京区室町通上立売上ル
    電話番号
    075-432-2211
    URL
    http://www.kyogashi.co.jp/
  • 店名
    井筒八ッ橋本舗祇園本店
    住所
    京都市東山区川端通四条上ル北座
    電話番号
    075-531-2121
    URL
    http://yatsuhashi.co.jp/

この記事を書いた人

にっしー
音楽と文学をこよなく愛する関西人。母なる琵琶湖のほとりで生まれ育ち、京都に移り住んで十数年。バス停で困っている修学旅行生に道案内をするのが趣味。