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亥ノメEC

しっとりふわふわのどらやき専門店「亥ノメ」

北野白梅町から東へ歩くこと約3分、住宅街にたたずむ小さなお店「亥ノメ」は、和菓子職人の店主が試行錯誤を重ねて作り出したどらやきの専門店。定番から季節限定の味まで、さまざまなどらやきが買えるお店です。

店主の思いは「和菓子を気軽に」

北野白梅町交差点から東へ向かい、紙屋川を渡って3筋目を北へ上がってすぐにある、どらやきの専門店「亥ノメ」。神戸や東京の和菓子店を経て、京都の中村軒で5年修業した後に独立した店主が、「和菓子を気軽に食べてもらいたい」という思いでオープンしました。作りたてのどらやきが並び、閉店時間を待たずに完売することもしばしば。着々とファンを増やしている注目のお店です。

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今出川通から北へ曲がると、左手に亥ノメがある。小さな看板が目印だ。
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テイクアウトの場合は、道に面した小窓から注文できる。店名は、店主が亥年、奥様が未年生まれであることにちなんで付けられたそう。

イートインで焼き立てを味わおう

亥ノメの店内はカウンター席のみのこぢんまりとしたカフェになっていて、焼き立てのどらやきを味わうことができます。注文を受けてから鉄板で焼かれる皮で、絶妙な炊き具合のあんこを挟んだどらやきは、温かくてふわふわ。一口かじると、ふんわりと甘い香りが鼻腔をくすぐります。お好みでバター、ラムレーズン、生クリーム、チーズなどのトッピングも選べるので、何度も訪れてトッピングによる味の違いを楽しむのもいいですね。

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目の前で焼かれる生地から、甘い香りが漂ってくる。
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メニューはどらやきセットのみ。ドリンクはコーヒー、和紅茶、煎茶、ほうじ煎茶、おうすから選べる。おうすは器も選べて、写真は店名にちなむ亥の目型のお茶碗。
商品名:「どらやきセット」710円

さまざまな味を楽しもう

テイクアウト限定の亥ノどらは、普通のどらやきよりも小ぶりサイズ。抹茶やクルミ入り、季節限定品など、他では味わえない味が揃っています。朝に焼いた生地と2日かけて仕込んだあんこで作っているどらやきは、皮とあんこが絶妙になじんでしっとりした食感。甘すぎず、老若男女を問わず好まれる味です。

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亥ノどらは、定番のあずきが170円、くるみと抹茶が190円。ラムレーズンの入ったほうじ黒糖味(230円)は、レーズンが黒糖とマッチして味わい深い。
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季節限定の亥ノどら「木の芽と白みそ」(230円)は、白みその甘じょっぱい味が美味。店名に合わせていのししとひつじが描かれたパッケージは、ほのぼのとしていてかわいらしい。

基本情報

この記事を書いた人

にっしー
音楽と文学をこよなく愛する関西人。母なる琵琶湖のほとりで生まれ育ち、京都に移り住んで十数年。バス停で困っている修学旅行生に道案内をするのが趣味。