円山公園の隣に佇む、まるで芸術品のような優麗な建物、「長楽館」。明治時代に迎賓館として建てられたこの洋館は、数多くの賓客をもてなしたと言います。そんな長楽館がこの2月にリニューアルオープン。新たな魅力の加わった長楽館を訪れました。
![長楽館 - 外観2](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2016/03/chourakukan03.jpg)
![長楽館 - 玄関](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2016/03/chourakukan04.jpg)
めくるめく建築様式の世界へ
長楽館が建てられたのは1909年。中の調度品と合わせて、京都市の有形文化財にも指定されています。ルネッサンス様式の外観を楽しんだら、いざ館内へ。ロココ、ネオ・クラシック、アール・ヌーヴォーなど、さまざまな建築様式が次々と目に飛び込んでくるさまは、さながら万華鏡のようです。
![長楽館 - 階段2](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2016/03/chourakukan07.jpg)
![長楽館 - 暖炉](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2016/03/chourakukan08.jpg)
![長楽館 - 室内4](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2016/03/chourakukan12.jpg)
![長楽館 - 文化財](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2016/03/chourakukan13.jpg)
内装だけではない、一流のもてなし
今回のリニューアルでは、天井やカーペットといった内装の一部が変更に。それだけでなく、カフェのメニューも一新されました。中でも人気なのは、目の前でデザートの仕上げを行う「ドレッサージュ」が見られるメニューや、可愛らしいウインナーコーヒー。心ときめくメニューの数々が、特別な時間を演出してくれます。
![長楽館 - ウインナーコーヒー1](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2016/03/chourakukan14.jpg)
上質なワインを楽しめる、新設のワインバー
そして一番大きな変更点が、物販コーナーとワインバーの新設。旧書斎に開設された「LIBRARY BAR MADEIRA」では、世界三大酒精強化ワインのひとつ、マデイラワインを楽しむことができます。ピアノ演奏を楽しみながらいただくワインは、きっと格別なことでしょう。京都の地で100年余りの時を刻んだ「長楽館」は、少しずつ生まれ変わりながら、明治の香りを今に伝えています。
![長楽館 - ワインバー](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2016/03/chourakukan17.jpg)
![長楽館 - ワイン棚](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2016/03/chourakukan18.jpg)
![長楽館 - 物販2](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2016/03/chourakukan20.jpg)
![長楽館 - 円山公園](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2016/03/chourakukan22.jpg)