涼しさが心地よく、徒歩での観光もしやすくなってくる秋。そんな秋のお出かけに、ぴったりなのが京都・宇治です。名だたる世界遺産・平等院など、主要な観光地を歩いて回ったあとには、宇治の名店のスイーツで「食欲の秋」を満喫してはいかがでしょうか。
宇治茶の魅力をフルに味わえる「伊藤久右衛門」
江戸時代後期から、宇治茶の魅力を発信し続けている「伊藤久右衛門」さん。平等院や平安神宮など、さまざまな寺社にお茶をおさめる御用達です。最近では、ロールケーキやチョコレートといった抹茶スイーツを提供するなど、現代的なメニューにも注力。伝統を守りながらも、新たな宇治茶の楽しみ方を提案されています。
四季の彩りをスイーツに。季節限定のパフェ
「伊藤久右衛門」さんの茶房メニューの中で、ぱっと目を引くのがこちらの季節限定パフェ。秋季限定デコレーションの紅葉パフェは、もみじ型のゼリーがなんとも美しい一品です。「京都の四季を大事にすること」は、社是のひとつにも掲げられているとのこと。季節それぞれの彩りをモチーフにしたパフェは、その代表ともいえるでしょう。
お土産をたくさん配る人にもおすすめ、「宇治 駿河屋」のひとくち和菓子
さて、もうひとつ、お土産選びにぜひ立ち寄りたいお店が「宇治 駿河屋」さん。その歴史は室町時代までさかのぼり、なんと店名の「駿河屋」をお付けになったのは徳川家の五代将軍・綱吉公なのだとか。比較的リーズナブルなお品が多い「宇治 駿河屋」さんですが、お味のほうは、まさに絶品。ぜひ持ち帰って、ティータイムのお供にしてみてください。