日本の伝統的な灯りの提灯。お店の軒先やお寺、お祭りなどで今も日常的に見ることができるのは、京都ならではかもしれません。
そんな提灯の灯りをインテリアにも。小さな提灯照明の「ちび丸」をつくる体験教室を紹介します。
江戸時代から続く提灯の老舗で
体験教室は京地張り提灯の専門店の小嶋商店が開催しています。「小菱屋忠兵衛」という灯りブランドで、伝統的な手法を守りつつ新しい提灯を生み出しています。日本らしい趣のある灯りが、海外だけでなく、国内でも和のインテリアとして人気が高まっているのだそう。
体験教室のすぐ隣で職人さんが提灯をつくる様子を見ることができます。
自分好みの和紙で「ちび丸」づくり
まず色とりどりの土佐和紙から好きな色や柄を選びます。和紙は二枚に重ねて張っていくので、組み合わせ次第でがらりと印象が変わります。竹の土台に糊づけをして、選んだ和紙を丁寧に張り合わせます。和紙と和紙の継ぎ目を整えるのが難しいところ。和紙を押さえながら、少しずつ手でちぎって継ぎ目に合わせていくのです。
どこか懐かしく優しい灯り
和紙を貼り終わったら、乾かして土台を取ります。上下に余った和紙を切り、中に折り込むと完成です。小型のライトを中に入れて照らすと、温かみのある提灯ならではの灯りが。和紙が透けてうっすらと柄や色が表れます。繊細で美しい、伝統的な灯りづくりを体験してみませんか?
店名 | 京・地張り提灯専門 小嶋商店 |
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住所 | 京都市東山区今熊野椥の森町11-24 |
体験時間 | 不定(申込時に希望時間をいくつか伝える) |
定休日 | なし |
体験料 | 3,000円 (税込み) |
電話 | 075-561-3546 |
URL | http://ko-chube.com/TrialPage.html |