百鬼夜行の伝説が伝わる、上京区の一条通。この妖怪ゆかりの地で、妖怪にまつわるワークショップが開催されています。京都の旅の思い出に、世界に一つだけのお面をつくってみませんか。
百鬼夜行の地で妖怪と出会う
打ち捨てられた古道具たちに命が宿って付喪神(つくもがみ)になり、夜中に練り歩く百鬼夜行。この舞台となったと伝わる地に、妖怪ストリートの愛称で親しまれる商店街があります。仮装行列「一条百鬼夜行」やモノノケ市など、妖怪をテーマにさまざまなイベントが行われる妖怪ストリートで開催される、キツネのお面に絵付けするワークショップに参加しました。
自分だけのお面をつくろう
妖怪ストリートについてのお話を聞いて理解を深めたら、いよいよお面の絵付け体験がスタート。紙製の白いキツネのお面に、絵の具やサインペンで色を付けていきます。お手本が用意されるので、絵心に自信がなくても大丈夫。京都での思い出を盛り込むのもいいですね。絵付けの時間は40分ほどですが、どんなデザインにしようかワクワク考えているうちに、あっという間に時間が過ぎていきます。
妖怪になりきって記念撮影しよう
絵付けができたら、お面の横の穴にゴムを通して完成。さっそく自作のお面を着けて、キツネになってみましょう。妖怪ストリートの妖怪たちの仲間入りをしたような気分です。最後に妖怪と記念撮影して、ワークショップは終了。妖怪ストリートという、ちょっぴり異界の雰囲気の漂う空間で体験する、一風変わった絵付けワークショップ。楽しい思い出と、世界に一つしかないオリジナルのお面がお土産です。