自宅には複数の種類のポン酢を備えているという方も多いはず。鍋物をはじめいろいろな料理に使える、ぽん酢の手作り体験を紹介します。
西陣の老舗酢屋「孝太郎の酢」
西陣の住宅街の一角に、ひときわ目を引く京町家があります。歴史的意匠建築物に指定されている、趣あるこの京町家が、老舗酢屋「孝太郎の酢」さんのお店です。
創業から180余年とその歴史は古く、創業当初からの製法で味を守り続けています。「体にいいものを美味しく召し上がっていただきたい」と素材にこだわり、化学調味料や添加物を一切使わずに作り上げたぽん酢は、豊かな香りが楽しめる逸品です。
調味料として使うお酢やぽん酢をはじめ、飲むお酢や食べるお酢など様々な商品があります。
お好みのブレンドでMyぽん酢を
ぽん酢作りでベースとなるのが合わせ出汁。国産米をじっくりと熟成させて作られたお酢に、上質な一番出汁を合わせています。
その合わせ出汁に合わせる果汁を、柚子・すだち・だいだいの三種類から一つ選びます。果汁はどれも香り高く、酸味の強さや相性のよい料理などに違いがあるのです。
合わせ出汁と選んだ果汁の比率を見ながら、少しずつ調合していきます。この比率が少し変わるだけで、味は大きく変化します。お好みの味になるよう調合し、瓶に詰めて完成です。
続いて瓶に貼るラベルを手書きします。事前にデータを送っておけば、写真を入れることもできます。
自分好みのぽん酢は、健康で豊かな毎日の食事の強い味方になってくれそうです。