古くから物語や和歌に登場する嵐山は、一年を通してさまざまな表情を見せてくれる、言わずと知れた名勝です。そんな嵐山に、野生のサルと触れ合える場所があります。海外からの観光客に特に人気だという「嵐山モンキーパークいわたやま」に行ってきました。
気分は森林浴。いざサルたちの待つ山頂へ
モンキーパークの入り口があるのは、阪急嵐山駅からすぐ、渡月小橋を渡ったところ。可愛らしい看板を目印にして、まずは受付へ進みましょう。サルたちがいるのは山の上です。諸注意を聞いたら、展望台を目指してハイキング開始です。
人気の秘訣、「すぐそこ」で遊ぶサルたち
途中、休憩を挟みながらも、山道を登ること約20分。ついにモンキーパークが見えてきました。運動場を越えると、そこにはさっそくサルの姿が! われわれ人間を気にする様子もなく、自由に動き回っています。柵などもないため、足元をサルたちが駆け抜けていくことも。こんなにも近い距離感でサルに親しめる場所は、なかなかありません。
最高の見晴らし。標高155mから見渡す京都
そしてもう一つの魅力が、京都市内を一望できるパノラマビュー。京都タワーや平安神宮の大鳥居、比叡山などを一度に見渡すことができます。可愛らしいサルたちと美しい景色を眺めていると、ここが観光地の真ん中だということを忘れてしまいそうです。これからの春のお出かけに、ぜひ訪れてみてください。