うなぎを食べて夏を乗り切る「土用の丑の日」。今年は7月24日と8月5日の2回あります。
京都でうなぎといえば必ず名前があがるのが「京極かねよ」。名物はなんといっても「きんし丼」です。
外からも覗ける職人技
大正時代から続く京極かねよは、賑やかな新京極にあって異彩を放っているのでご存じの方も多いかもしれません。レトロな建物と赤提灯は、いかにも美味しいうなぎがいただけそうな雰囲気。外からは職人さんの姿も見られます。
かねよデビューは「うなぎ丼」から
実はかねよデビューだった私。
名物のきんし丼の前にどうしても定番のうなぎ丼を食べておきたかったので、今回はランチタイム限定の「かねよ丼」をオーダーしました。
かねよ丼は、ミニうなぎ丼とお漬物、お吸い物がつきます。価格も1200円とお手頃。
ふっくら香ばしいうなぎに、100年来変わらないといわれる甘めのタレ。
ごはんとタレのバランスは、多すぎず、少なすぎずいいかんじです。ツユだくならぬタレだくが好きな人もいると思いますが、私的にはこれぐらいが上品でベスト。
出汁の入ったふわふわのたまごと、うなぎ、ごはんを三味一体で口に運べるきんし丼。
見渡す限りほとんどのお客さんがきんし丼をほおばっており、やはりみんなこれがお目当ての様子。なかには、うまき、蒲焼&ビールというツウっぽいおじさまもいたので、いつかはそんな食べ方もしてみたいものです。