学生が行き交う百万遍の地に建つゲストハウス「百万遍 cross」。1階は地元の人にも愛される「おうちごはん きりん家」として営業しています。朝7時から味わうことができる、評判の朝ごはんを食べに行ってみました。
学生の街・百万遍で親しまれているゲストハウス
京阪電鉄出町柳駅から東に7分ほど歩くと、駿台予備校の大きな学生寮が現れます。その角を北へ曲がると、通りに面した木枠のガラス戸がナチュラルな雰囲気を醸し出すゲストハウス「百万遍 cross」に到着します。


多言語が飛び交う国際色ゆたかな空間
暖簾をくぐって入り口を入るとまっすぐに通路がのび、突き当りが2・3階のゲストハウスの受付カウンターです。朝から宿泊客の外国人がたくさん出入りしています。「次に京都にくるときも泊まりマス!」と、たどたどしい日本語でお礼を言う声が聞こえてきました。朝ごはんを作りながらチェックアウトの対応をするスタッフの方々は、英語でのコミュニケーションも手慣れたものです。





心と身体にしみいる「和の朝ごはん」
宿泊客ではない日本人観光客がわざわざ食べにくることも多い「和の朝ごはん」。ごはん、味噌汁、おばんざい4種、漬物という栄養バランスが整った定食で、一人暮らしの人は毎日でも通いたくなるはず。京都ならではの出汁の効いた優しい味付けと食後の温かいお茶にほっこりしたところで、気持ちよく一日をスタートできそうです。

