食べる 食べる一覧

本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI EC

世界遺産を灯す「あかり」。「本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI」がオープン

国内外を問わず、多くの人々が訪れる西本願寺。世界遺産にも指定される一方で、地元の人からは「お西さん」の愛称で親しまれています。そして今回、そんな西本願寺の境内に、「本願寺 おてらかふぇ & まるしぇAKARI(あかり)」が期間限定でオープン。ミシュランお墨付きのシェフ唐渡氏の料理と、京都を代表する逸品が同時に楽しめてしまう、贅沢な空間になっています。

本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - お菓子プレート
「AKARI」内で食べることができる、「小菓子盛合せ(540円)」。「AKARI」の厨房は、期間限定の店舗なのにもかかわらず、一流レストランと違わない本格仕様なのだとか。この「小菓子盛合せ」も、本来はリュミエール本店でしか食べられないメニュー。
8ヶ月にわたる法要、「伝灯奉告法要」

10月1日から、西本願寺で営まれる「伝灯奉告法要」。これは2014年、第25代門主となられた専如(せんにょ)門主が、「法灯(浄土真宗の教え)」を継承されたことを内外に広くお披露目するための法要です。法要は2017年の5月末まで80日間営まれますが、「おてらかふぇ & まるしぇAKARI」は年末を除きオープンします。

本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - 外観

本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - 客席
広々とした会場は天井が高く、開放感がある。目の前に西本願寺をのぞみながらのランチは、きっと格別。
本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - キッズスペース
「AKARI」内には、子供が遊べるスペースも。家族連れでも、安心して訪れることができる。
ミシュランお墨付き、やさしい味わいのフレンチ

カフェを監修しているのは、大阪・心斎橋のフレンチレストラン「リュミエール」オーナーシェフ唐渡泰氏。「リュミエール」はミシュランガイドで、なんと7年も連続して星を獲得しているのだとか。そんなシェフ唐渡氏の料理のテーマは「野菜の美食」。野菜を中心に組み立てられたメニューで、「美味しさと健康の両立」を目指しています。

本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - 野菜サラダ
「AKARI」内で提供されるメニューはどれも、京野菜を使用。大原や鷹峯、静原から、シェフが自ら選んできた食材だそう。
本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - ワンプレートランチ
1日に40食限定の「週替わりワンプレートランチ(1620円)」。オープン初週のメインは、なんとステーキ!手間と時間をかけてじっくり作られた料理は、なんとしても食べたい一流の味。
本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - カレー
数々の店を手がけるシェフが、今回初めて挑戦するという「京野菜のカレーライス(900円)」。野菜の甘みがまろやかさを生み出し、優しい味わいのカレーに仕上がっている。
本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - 抹茶ケーキ
ホワイトチョコレートに、抹茶を加えて仕上げた「抹茶のケーキ(900円)」。スイーツの中でもホワイトチョコレートは扱いが難しく、腕が問われるという。
本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - 唐渡シェフ
フレンチレストラン「リュミエール」のオーナーシェフである唐渡泰氏。調味料や小麦粉をなるべく使わず、野菜の味を最大限に生かしたメニューを追求されている。
パリの香りを感じる、老舗「ダマンフレール」の紅茶

カフェ内で提供される紅茶は、フランスの老舗「ダマンフレール」のもの。その歴史は1692年、ルイ14世の時代から続いているといいます。パリ市といえば、京都市と姉妹都市提携も結んでいる、縁の深い場所。唐渡シェフのフレンチ料理と合わせ、ぜひ味わいたいポイントです。

本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - マルシェ1

本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - ダマンフレール
「ダマンフレール」の紅茶は、会場内で購入することもできる。老舗の味を、家に帰ってからもう一度楽しみたいという方におすすめ。
名店が大集合、バラエティ豊かなマルシェ

いっぽうマルシェには、「井筒八ツ橋本舗」や「俵屋吉富」、お漬物の「西利」など、京都といえばこのお店、といった名店の品々がズラリ。グルメはもちろん、「みすや忠兵衛」のみすや針や「お箸のおおした」の箸など、工芸品のラインナップも豊富です。見た目がかわいらしいものも多く、お土産にしても喜ばれそうです。

本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - マルシェ2

本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - マルシェ3

本願寺 おてらかふぇ&まるしぇAKARI - マルシェ4
ミニ風呂敷に包まれた「西利手土産セット」。お手頃価格なので、お土産をたくさん配る人でも安心。
いちょうの下でひと休み、人々の縁をつなぐ場所

樹齢400年をこえるという、大銀杏のもとにオープンした「AKARI」。きっと多くの人が集い、体と心を休めていく憩いの場所となることでしょう。オープン期間は2017年の5月31日まで。ぜひこの機会に、西本願寺を訪れてみてください。

基本情報

  • 店名
    本願寺おてらかふぇ&まるしぇAKARI
    住所
    京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル(西本願寺白洲境内)
    電話番号
    075-371-5181
    URL
    http://www.hongwanji.or.jp/

この記事を書いた人

たま
実家を出て、京都市内で暮らし始めて早2年。「一日一猫」ルールを自分に課し、日々、新たな猫がいそうな場所をうろついています。散歩が好きで、気付けば四時間ほど歩き続けていたことも。