北野天満宮へ参拝したら、上七軒歌舞練場で観劇したら、ぜひ「天神堂」へ。素朴なお店の佇まいと、やきもちのお味に、ほっこりと癒されてください。
天神堂さんは、昭和27年創業、北野天満宮の重要文化財である東門をでてすぐのところにあります。思わず入りたくなってしまう、なんともシンプルな「やきもち」の暖簾が目印。暖簾の向こうのガラスケースには可愛らしい姿の「やきもち」が並んでいます。
![北野天満宮 東門](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2018/06/yakimochi_b.jpg)
![北野天満宮 東門より](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2018/06/yakimochi_c.jpg)
昔ながらの素朴な「やきもち」
![天神堂 - やきもち1](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2018/06/yakimochi_d.jpg)
「やきもち」を買って食べ歩きもよいですが、店内のテーブルでゆっくりといただくこともできます。「やきもち」はすべてラップに包まれており、店主さんがガラスケースからだして、提供してくれます。
![天神堂2](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2018/06/yakimochi_e.jpg)
![天神堂3](https://kyototwo.jp/wp-content/uploads/2018/06/yakimochi_f.jpg)
中の粒餡は自家製で、甘すぎず絶妙な塩梅。皮はとっても薄いですが、しっかりと焼かれた部分の食感と風味が、餡と見事にマッチしています。食後の余韻はあっさりしていて、ついついもう一個食べたいと思ってしまうほどです。素朴でありながら、奥深い味わい。天神堂の先代は、上賀茂神社前の神馬堂で修業されたそうです。
売り切れ御免
営業時間は、11時から18時までとありますが、売り切れ次第、閉店となります。
毎月25日、縁日の天神さんの日は、天神堂のある東門周辺にもたくさんの出店が。このあたりは和骨董がメインでよりディープな雰囲気ですが、毎回盛況のようです。ということで、売り切れにはご注意を。