左京区の比叡山麓に広がる大原。豊かな自然に囲まれ、赤しそやすぐきなど様々な農作物が作られています。大原の野菜をたっぷりと使ったランチが人気の、「大原リバーサイドカフェ来隣(きりん)」を紹介します。
山里に佇む古民家カフェ
白川通から福井へと続く若狭路を進むと、山々に囲まれた雄大な景色へと変わっていきます。瑠璃光院や比叡山ケーブル駅のある八瀬を過ぎると、辺りは田畑が広がる里山に。大原観光の拠点となるバス停「大原」までは、市内中心部から1時間ほどです。
来隣さんへは、バス停から寂光院方面へ。小川に沿った細い道を歩いていると、おしゃれな古民家が見えてきました。
地元の食材を活かして
来隣さんは、古民家を改装したカフェ。店内は昔ながらの造りを活かし、大きな窓から光が差し込む開放的な空間になっています。あちこちにドライフラワーが飾られ、可愛らしいキリンの置物も。テラス席もあり、景色を楽しみながら食事をすることもできます。
こだわりは、ミネラルを多く含むという清水と大原で採れた野菜。オープン前から行列ができるほど、人気を集めています。
大原の野菜を味わう
定番ランチは「里の恵みおにぎりランチ」と「Today’s special lunch」の2種類で、どちらもおばんざいとサラダのバイキングが付いています。おにぎりは、8種類から好きなものを5つ。一口サイズで、「志ば久さんの三色漬物」など大原ならではのものもあります。
店内奥のテーブルには、色とりどりの料理が並びます。「万願寺の梅肉和え」や「肉みそピーマン」など、どれも主役は野菜。美味しくヘルシーで、つい食べ過ぎてしまいそうです。
他に地卵を使ったフレンチトーストや、大原のしそジュースなども。来隣さんで、里山の魅力が詰まった料理やデザートを味わってみませんか?