今回は、JR東海のコマーシャル「そうだ京都、行こう。」でもおなじみの永観堂。京都市営地下鉄の蹴上駅から、動物園や南禅寺を横目に見ながら、のんびりと歩いて15分ほどで到着です。
永観堂は浄土宗西山禅林寺派の総本山で、正しくは禅林寺といいます。853(仁寿3)年に空海の弟子であった真紹が、真言宗の道場を開いたのが始まりとされている由緒正しいお寺です。
永観堂という名前は、平安中期に禅林寺に入り、貧しい人々の救済に力を尽くした永観(ようかん)律師に由来しています。
広い境内のほとんどがモミジの木で、紅葉の時期はたくさんの観光客が訪れます。











今年の紅葉は気温と降雨の影響で、あまり色付きがよくないスポットが多かったですが、さすが永観堂と思わせる美しい紅葉を堪能することができました。
持っていると3つの幸福が訪れるという「三鈷の松」の葉も持ち帰り、永観堂の余韻にひたっています。