八幡市にある淀川河川公園の背割堤地区は、府内でも有数の桜の名所。4月7日(日)まで「背割堤さくらまつり」が開催され、たくさんの花見客でにぎわっています。
台風被害にも負けず
木津川と宇治川の合流部分に築かれている背割堤地区。1.4㎞にわたって約220本の桜の木が植えられ、春には素晴らしい景色を見ることができます。
そんな桜を楽しんでもらおうと、毎年行われているのが背割堤さくらまつりです。昨年(2018年)の台風21号で大きな被害を受けましたが、今年も無事に開催。河川敷では「さくらマルシェ」が開かれていました。焼き竹の子や走井餅など、地元の美味しいものがそろっています。
クルーズやお話ツアーも
ゆっくりと桜を楽しみたい人は、「さくらであいクルーズ」や「お花見船Eボート」に乗船してみましょう。20分ほどかけて宇治川を下ります。川辺から見上げると、また違った景色が楽しめるかもしれません。
背割堤の桜や周辺の観光スポットについて教えてくれる「桜のお話ツアー」もあります。1日4回行われ、無料で誰でも気軽に参加できます。お花見ついでに石清水八幡宮などへ足を延ばしてみても楽しそうですね。
上空から背割堤を望む
さくらであい館は、淀川三川合流域に建つランドマーク。地上約25mから眺望が楽しめる展望塔を備えた、地域の情報発信やイベントなどを行うスポットです。
展望塔の西側からは、背割堤の桜並木が一望できます。川に挟まれ、遥か彼方まで桜並木が続く様子は圧巻です。春ならではの美しい景色を満喫してみましょう。
2019年のさくらまつりは4月7日(日)まで。桜はちょうど週末にかけて満開になりそうです。