美しく涼やかな印象を与えてくれるガラス小物は、これからの季節にぴったり。ガラス工房nazuna薺さんの吹きガラス体験で、小さな一輪挿し作りにチャレンジしてみました。
アーティストが集う藤森寮
ガラス工房nazuna薺さんは、西陣の「藤森寮」の中にあります。学生寮をリノベーションした藤森寮には、様々なアーティストの工房や個性的なショップなど、9つの店舗が入っています。昔ながらの町家の雰囲気を楽しみながら、あれこれ見て回れるのが魅力的です。ガラス工房へ入ると、部屋いっぱいにカラフルでユニークなガラス作品が。吹きガラス体験は、その一角で行われます。
自分好みの色合いの一輪挿しを
まずはガラスの色を決め、模様となるガラスを選びます。次にバーナーブローの火にガラス棒を当てると、瞬く間に溶けて形が変わっていきます。溶かしたガラスを吹きガラス棒に巻き付けたら、ここからが正念場。ぷくっと上手く膨らむまで、息を吹き込みます。選んだ模様のガラスを配置して溶かしていくと、だんだん模様が広がり厚みが均一に。仕上げに大きさや挿し口の形を整えてできあがりです。
お部屋のインテリアに
マンツーマンで丁寧に教えてもらい、初心者が作ったとは思えないほどきれいな一輪挿しができました。自分で一から作った一輪挿しは、自然と愛着が湧いてきます。水を入れるとキラキラと輝き、また違った印象に。草花を飾って、季節感を楽しむこともできます。ちょっとした癒しを与えてくれる、かわいいインテリアになりそうです。