京都三大古本まつりの一つ、秋の古本まつりが10月30日~11月3日まで百萬遍の知恩寺で開催されています。お寺と古本という、京都らしさを感じさせる古本まつりの初日に行ってきました。
まずは「古本供養」から
古本まつりは、お世話になった本を供養する「古本供養」から始まります。住職さんによる供養が終わると、次は「百萬遍念仏大念珠繰り」です。直径数メートルはありそうな大きな念珠を、参拝者が念仏に合わせて繰っていき、ガラガラと独特の音が大殿に響き渡ります。古本供養が終わると、境内いっぱいに並んだお店が賑わい始めます。



お気に入りの一冊を探そう
全集や専門書、和本や哲学書など、一般的な書店ではお目にかかれないような本が所狭しと並んでいます。例えば鉄道や草花といったジャンルごとのコーナーを設けていたり、昭和の雑誌を集めていたりと、お店によってラインナップは様々。また本だけでなくデザイン画や寸葉品、印材や毛筆など、時代を感じさせる品々に出会えるのも古本まつりの魅力です。


イベントも盛りだくさん
古本まつりでは連日様々なイベントが開催されています。
チャリティーオークション | 10/30~11/2 13:00~ |
製本1日体験レッスン | 10/31~11/2 13:30~ |
十夜法要と秋のつどい (法要と念珠繰り、インド音楽) |
11/1 13:30~ |
また児童書コーナーやカフェコーナーも設けられ、親子で本を選んだり、購入した本を片手にコーヒーブレイクをしたりする人の姿が見られました。子供から大人まで本と親しむことができる秋の古本まつりに行ってみませんか?

