あっさりとしていて食べやすい漬物は、暑い夏におすすめの食べ物。京都には、旬の素材を使った様々な漬物があります。夏の暑さを美味しく乗りきれる、3つの漬物を紹介します。
田中漬物舗の「ぷるぷるトマト」
トマトは、夏を代表する野菜の一つ。みずみずしく程よい甘味と酸味があり、子供から大人まで人気の野菜です。熟したトマトを丸々一つ使った田中漬物舗さんのぷるぷるトマトは、湯むきをしたトマトに柚子を添え、甘酢でじっくりと漬け込んだ一品。ゼリー状の甘酢がトマトを包み、ぷるんとした食感が楽しめます。そのままでももちろん、サラダに加えても美味しくいただけそうです。
川勝総本家の「梅みょうが」
みょうがはそうめんや冷奴などに欠かせない、夏に大活躍の野菜。独特の香りと辛味が、料理の味を引き立たせます。川勝総本家さんの梅みょうがは、みょうがを梅の果汁を使って甘酸っぱく漬け込んだもの。シャキっとした食感で、みょうがの香りと爽やかな梅の酸味が楽しめます。さっぱりとした後味が食欲をそそる一品です。
野呂本店の「青てっぽう」
みずみずしく食感の良いきゅうりは、そのままでも美味しく、色々な料理に使える便利な夏野菜。野呂本店の看板商品の青てっぽうは、きゅうりの中に青じそでくるんだ山牛蒡が入った漬物です。さっぱりとした味わいで、コリコリとした食感がやみつきになりそう。口の中で山牛蒡と青じそがふわりと香ります。食べると箸が止まらなくなる、夏にぴったりの漬物です。