見どころ

春の訪れを告げる、城南宮の「しだれ梅と椿まつり」

2018-03-08

春の陽気に誘われて、梅の花が見頃を迎えています。伏見区にある城南宮は、梅と椿が一緒に楽しめるスポット。花に彩られた境内では、「しだれ梅と椿まつり」が行われています。

 都の南方を守護してきた「城南宮」

城南宮は794年の平安京の遷都の際に、都の安泰と国の守護を願って創建されました。平安時代後期には城南離宮(鳥羽離宮)が造営され、政治や文化の中心地として発展。毎年春と秋に行われている宮中の歌会を再現した「曲水の宴」では、当時の華やかさを感じることができます。

拝殿や本殿へと続く城南鳥居をくぐると、左手に神苑の入口があります。中へ入ると、小道に沿って様々な椿の花が見られました。

 

城南宮
城南宮へは地下鉄・近鉄の竹田駅から徒歩か、市バスでアクセスできる

 

城南宮 - 平安の庭
曲水の宴が行われる「平安の庭」。紅葉の名所としても知られている

 

城南宮 - 椿
神苑には約300本もの椿があり、12月から3月末にかけて様々な種類のものが見られる

 

 

しだれ梅が咲き乱れる「春の山」へ

小道を抜けた神苑の西側には、約150本ものしだれ梅が並ぶ「春の山」が広がっています。見頃を迎えると、梅の花が辺り一面を鮮やかに彩ります。紅白に染められた春の山は、思わず見入ってしまうほどの美しさ。梅の香りも楽しみながら、ゆっくりと散策してみるのがおすすめです。

 

城南宮 - 梅1
梅はちょうど見頃。満開の頃はもちろん、散り始めの梅の花が地面を覆う様子もまた趣があるのだとか

 

城南宮 - 梅2
梅の花に包まれた春の山。この日も多くの人が訪れていた

 

 

「梅が枝神楽」の奉納も

春の山を過ぎると、再び椿の花が。この辺りでは、城南宮ならではの梅と椿の共演が楽しめます。また本殿の隣にある神楽殿では、「梅が枝神楽」が奉納されています。梅の花を冠にさして梅の枝を手にした巫女が、優美な舞を披露。美容健康と招福祈願の「梅の花守り」を授与してもらうこともできます。

「しだれ梅と椿まつり」は3月22日まで。春の訪れを感じに、城南宮へ足を運んでみませんか?

 

城南宮 - 梅と椿
満開のしだれ梅を背景に、苔に落ちた椿が見られる場所も

 

城南宮 - 梅が枝神楽1
梅が枝神楽は、「しだれ梅と椿まつり」期間中は毎日奉納されている。平日は午前10時から、土日祝は午前10時と午後3時から

 

城南宮 - 梅が枝神楽2
「梅の花守り」を受ける人に、巫女が神楽鈴でお祓いをしていた
城南宮
寺社名 城南宮
住所 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地
電話番号 075-623-0846
URL http://www.jonangu.com/

この記事を書いた人

risato
京都と猫が大好きなライターです。お寺巡りや美術館巡り、ハイキングやマウンテンバイクが趣味です。京都の新たな魅力と楽しみ方を求めて、市内のあちこちに出没しています。