夏祭りなどに合わせて、市内各地で開催される盆踊り。京都では江州音頭がよく見られますが、中にはオリジナルの踊りで盛り上がるところも。今年で3回目を迎える「藤森盆踊りフェスティバル」に参加してみました。
地元住民らが作った「藤森音頭」
藤森盆踊りフェスティバルは、毎年8月上旬に藤森神社で行われるお祭り。拝殿をやぐら替わりに、子どもから大人までたくさん人が集まって踊ります。
振付をはじめ、歌詞やメロディーもすべて手作りという藤森音頭。「藤森神社の駈馬」や「墨染インクライン」など、地域ならではのフレーズが印象的です。来場者も一緒に踊れるようにと、振付はインターネットで公開されています。
見て食べて楽しむ
3回目の今年(2018年)は、8月5日(日)に開催されました。夕刻に藤森神社を訪れると、既にたくさんの人が。境内には出店が並び、食べ歩きをしたりヨーヨー釣りで遊んだりと、夏祭りらしい風景が見られました。
拝殿前では、地元の学生などによるパフォーマンスがスタート。吹奏楽やコーラス、ダンスに和太鼓などが披露され、祭りを盛り上げていました。
藤森音頭で盛り上がろう
パフォーマンスを挟みながら、何度か盆踊りの時間があります。踊りは藤森音頭を中心に炭坑節も。太鼓や笛の音に合わせて、ゆっくりと時計回りに進んで行きます。日が暮れるに連れて参加者は増え、だんだんと踊りの輪が広がっていました。
まだ作られて間もない藤森音頭ですが、周りを見渡すとしっかりと踊りこなしている人ばかり。地元の踊りとして、早くも根付いているようです。