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御金神社EC

御金神社で金運UP!

二条城からほど近く、都会のビルに囲まれた一角にある「御金(みかね)神社」。至るところが黄金色に輝き、金運を呼ぶと話題の神社に、いま多くの人が参拝に訪れています。


御金神社1

金山毘古神を祀る日本唯一の神社

御金神社がお祀りするのは、日本神話に登場するイザナギ、イザナミの御子・金山毘古神(かなやまひこのかみ)です。古事記では「金山毘古神」の名で、日本書紀では「金山彦神」の名で知られるこの神様は鉱山・鉱物の神であり、金属全般、そして「お金」にご利益を授けるといわれます。この金山毘古神が祀られているのは、日本でも御金神社だけです。

黄金色の鳥居をくぐったらまずは、手水舎で手と口を洗い清めます。この手水舎には、お金を洗うための籠が置かれています。お金を洗い清めることで金運がアップするといわれており、実際に洗ってみると気分も清々しいものです。心身とお金を清めたところで、本殿へいきます。珍しい黄金色の鈴緒を振り、ここでも金運アップを願います。

さらに、小さな境内の右奥には、御金神社に貢献した方々を祀る末社もあるので、こちらへも参拝します。

御金神社2
街なかに突如現れる黄金色の鳥居。
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金運アップを願って小銭を洗います。なかにはお札を洗う人の姿もありました。
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小さな本殿には、奉納されたたくさんのお酒が並びます。
黄金色の絵馬に願いを込めて

境内に入って右側には、数えきれないほどの黄金色の絵馬が奉納されています。御金神社の絵馬は本殿とビルのあいだにそびえ立つご神木・イチョウの葉をかたどったもの。奉納された絵馬には、宝くじの当選などお金にまつわる願い事が記されているものが多くあり、なかには祈願が成就したことへの御礼の絵馬もありました。

また、この高さ約22メートルのご神木には、龍神様が宿るといわれています。過去には、ご神木のてっぺんから龍のかたちをした枝が生えてくるという不思議な出来事があり、イチョウの葉形の絵馬の人気に拍車をかけました。

絵馬は境内に入って左のテント内で購入できます。人気の福財布や御朱印は、テントの裏手にある社務所へいくと購入できます。福財布は売り切れのこともあり、予め電話での問い合わせをしておくと安心です。

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冬には、イチョウ形の絵馬の周囲にイチョウの落ち葉が広がる美しい景色を見ることができます。
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左上、「福」の文字が入った黄色い札入れが「福財布」(1000円)。お札や宝くじを保管し金運アップを祈願しますが、効果は1年間とされていますので、要注意です。
24時間拝観できる神社

参拝を終えたら、金運アップ祈願の授与品を買うのも楽しみのひとつです。金運守り、神棚に飾る金幣神などが販売されています。授与品の販売は10時から18時までですが、御金神社は24時間拝観可能な神社としても知られています。金山毘古神と共に祀られている月読神(つきよみのかみ)が夜の神様であることが、この全国でも珍しい終日拝観可能の由縁になっています。

日が暮れてからも、黄金色の鳥居をはじめ境内は眩いばかりにライトアップされており、金運のパワースポットに相応しい煌びやか雰囲気になっています。金運アップの祈願はもちろん、黄金色の鳥居をくぐり、お金を洗う体験はよい思い出になるはず。御金神社は、地下鉄・烏丸御池駅からすぐの「国際マンガミュージアム」からも徒歩で10分ほどのロケーションにあります。烏丸御池エリアの観光や散策の際には、ぜひ足を運んでみてください。

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「金運」に特化した授与品は珍しく、京都土産としてもおすすめです。
御金神社8
龍のように見える枝は現在は見ることができず、境内に写真が飾られています。

基本情報

  • 寺社名
    御金神社
    住所
    京都府京都市中京区西洞院通御池上ル押西洞院町614
    電話番号
    075-222-2062

この記事を書いた人

元伊佐
東京生まれ。京都在住。あらゆるジャンルの音楽を聴きます。美味しいコーヒーを求めて喫茶店巡り。散歩しながら神社仏閣へ。