冬の風物詩といえば、夜空に輝くイルミネーションを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。長岡京市では、竹を使った風情ある灯りが見られる「バンビオイルミネーション」が始まっています。たくさんの催しが行われた、点灯式の様子を紹介します。
親子で楽しめるイベントが盛りだくさん
長岡京市が属する乙訓地域は広大な竹林を持ち、春先にはたくさんの筍がとれる竹の里。その竹を活かしたイルミネーションが、JR長岡京駅前で行われている「バンビオイルミネーション」です。第14回の初日(2018年12月7日)の点灯式の前に駅前広場を訪れると、既に多くの人が集まっていました。
会場では、こどもが乗れる可愛らしい電車が走り、光る風船を片手にはしゃぐ子どもの姿も。マルシェが開かれ、カレーやポップコーンなどの美味しそうな匂いが漂っていました。
元気いっぱいにカウントダウン!
点灯式が始まったのは、すっかり日が暮れた18時頃。まずは長岡京市少年少女合唱団が、「ゆかいに歩けば」などの楽しい歌を披露してくれました。続いて長岡京市の市長らの挨拶があり、いよいよ点灯に移ります。会場にいた全員で「5、4、3、2、1」と元気よくカウントダウンすると、約9万球のライトが一斉に輝きました。竹と光が織り成す風景は何とも幻想的で、あちこちから「わあっ」と歓声が上がっていました。
竹の里ならではのイルミネーションを
「竹のひかり」をテーマにした今年のイルミネーションは、竹アーティストの三橋玄さんが総合プロデュースをしています。ひときわ目を引いていたのが、メインオブジェの「繭」。竹のしなやかさを活かしたダイナミックな作品で、色とりどりの光に照らされていました。ほかに市内の小・中学生の作品や、クリスマスを思わせる大きなツリーが出現。プロジェクションマッピングも行われ、会場を盛り上げていました。
今回のバンビオイルミネーションは来年(2019年)の1月14日(月)まで。17時~23時の時間に点灯しています。