和食文化の根付く京都は、意外にも全国有数のパンの消費地でもあります。いろいろなパン屋さんを巡って、個性豊かなパンに出会ってみませんか? 今回は、丸太町通沿いにある「手作りパン工房coneruya」を紹介します。
パンを運ぶ鳥のマークが目印
京都市立中央図書館の近くにあり、いつも地元の人でにぎわっているコネルヤさん。思わず足を止めてしまうような可愛らしい外観で、ショーウィンドーにはその時期のおすすめパン情報などが描かれています。
お店はお客さんが2、3人やっと入れるほど。パンの種類がとても豊富で、食パンや総菜パン、菓子パンや焼菓子などがぎっしりと並んでいます。
美味しく食べられる工夫がいっぱい
店内には、パンの焼き上がり時間とスライスできるようになる時間を掲示。食パンは美味しいうちに食べきれるようにと、1枚から販売してくれます。シュークリームは注文してからカスタードクリームを詰めるスタイルで、皮のパリパリ感が楽しめます。
一番人気は「エンゼルノア」。ふわっとした生地にクルミの香ばしさがアクセントになっています。中にメイプルシュガーが入った「パンケーキボール」も人気です。
新たなパンとの出会いを求めて
春の新商品の「さくらもちあんぱん」は、桜餅のような見た目をしたユニークなパン。弾力のある生地に桜色のとろりとした餡がマッチしています。
「パン職人の気まぐれ」シリーズもぜひチェックを。その時々のオリジナルパンで、いつも数種類が用意されています。「今日はどんなパンに出会えるかな」と、訪れるのが楽しみになるパン屋さんです。