京阪本線・七条駅よりすぐ、七条大橋の袂(たもと)に店を構える「Veg Out」。川の流れを眺めながら、オーガニック野菜が中心のヴィーガン料理を味わうことができます。モーニングからディナーまで様々なシーンで訪れることのできる便利な一軒に、川辺の散策がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
国内外問わず健康志向の人が集まる
ヴィーガン料理とは「絶対菜食主義者」という意味で、卵、乳製品、肉や魚など動物性食品を摂らない食事スタイルのこと。「Veg Out」では植物性食品のみを使った料理やスイーツを提供されており、京都近郊の自然農法や有機栽培の野菜を中心に扱い、無添加・無化学調味料にこだわっているそうです。自然派料理やほっとするひとときを求めて、健康志向の地元の人や外国人旅行者でいつもにぎわっています。
開放的で風景もご馳走
穏やかな鴨川の流れに面し、大きな窓から陽が射し込む明るい店内。ひとりなら川に向き合うカウンター席がおすすめです。自然や丁寧に作られた料理を前に、心が休まります。友人やグループで訪れるならテーブルもあり、予約もできます。ナチュラルな風合いのインテリア、自然素材の料理の数々など、空間ごと五感で味わう豊かな時間を過ごすことができます。
「おばんざい」が京都らしい
メニューには、ブッダボウルやベグパニーニなどがあり、初めてなら「“おばんざい”プレート」がおすすめです。野菜や大豆ミートなど、自然界に存在する素材のみを使った料理が約9種、1枚のプレートに丁寧に盛り付けられています。
内容はラタトゥイユやケーキサクレなど洋風から、胡麻和えやダシで野菜を“炊いたん”など和風まで、その日の食材で考えられた創作おばんざいを日替わりで。それぞれ味付けや調理法が異なり、植物性食品のみとは思えないほど満足感たっぷりです。
カフェ利用にもこだわりのラインナップ
ランチ時間は特に賑わいますが、カフェ利用なら比較的空いていることも。日によって内容が違う「おからマフィン」や「ローケーキ」はここならではの一品です。合わせるドリンクは、3種類の豆から選べる「ハンドドリップコーヒー」はじめ、豆乳にこだわり濃厚な味わいのボンソイを使用した「ソイラテ」やオーガニックハーブティーなどこだわりが見えるラインナップです。