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お箸と京友禅のお箸入れづくり体験EC

楽しくエコに!お箸と京友禅のお箸入れづくり体験

毎日の食事に欠かせないお箸を、自分好みに作ってみませんか? 京都の北山杉を使ったお箸づくりと、お箸入れの友禅染体験が一度にできる体験教室を紹介します。

体験教室は再生された町家で

お箸と京友禅のお箸入れづくり体験は、丸益西村屋さんで行われています。もともとは京友禅を専門とする会社で、伝統工芸を知ってほしいという思いから町家を再生して体験教室を行うようになったのだとか。体験教室はお箸作り体験以外にも、友禅染体験や風呂敷包み方体験、藍染体験など様々です。気軽にできるものからじっくりと時間をかけて行うものまで、自分に合ったコースを選ぶことができます。

京友禅体験工房 丸益西村屋 入口
体験教室が行われる工房へと続く入口。途中に和雑貨を販売するお店やギャラリーもある。
角材からのお箸づくり

お箸に使う北山杉は、白く美しい見た目となめらかな触り心地が特徴なのだとか。適当な大きさにカットされた角材を2つ選び、小型のカンナで削っていきます。先端にかけて徐々に細くなるように少しずつ削り、形を整え終わるまで1時間ほど。形が整ったら、デザインを考えてナイフで切り込みを入れたり削ったりしていきます。やすりで表面をなめらかにして、天然オイルを塗って完成です。

お箸と京友禅のお箸入れづくり体験-削り作業
箸を丸型にするか角型にするかで削り方が異なる。今回は角型にすることに。
お箸と京友禅のお箸入れづくり体験-箸デザイン
削りたい場所に印をつけ、お手本を見ながら少しずつ削る。
型を使ったお箸入れの友禅染

続いてお箸入れの友禅染です。用意されているお箸入れに、気に入った型を選んで染めていきます。一つの型でシンプルに仕上げることもできれば、複数の型を組み合わせて華やかにすることも。染料をつけすぎず、撫でるように優しく色を重ねることで、友禅染らしい柔らかい色合いになります。仕上げに家で当て布をしてアイロンをかけると、熱で染料がしっかりと馴染むのだとか。

お箸はオリジナルのお箸入れに入れて、マイ箸として持ち歩くのにもぴったりです。楽しくてエコな、お箸と京友禅のお箸入れづくり体験に参加してみませんか?

お箸と京友禅のお箸入れづくり体験-染め道具
友禅染に使う染料。色を重ねることで様々な色やグラデーションなどが表現できる。
お箸と京友禅のお箸入れづくり体験-友禅染
2種類の型を使って染色。箸入れの裏面も染めることができる。
お箸と京友禅のお箸入れづくり体験-完成品
完成したお箸と友禅染のお箸入れ。お手入れ方法などが書かれた用紙と一緒に袋に入れてもらえる。
体験時間 9:00、14:00の2回(要予約)
体験料 3240円(税込み)

基本情報

この記事を書いた人

risato
京都と猫が大好きなライターです。お寺巡りや美術館巡り、ハイキングやマウンテンバイクが趣味です。京都の新たな魅力と楽しみ方を求めて、市内のあちこちに出没しています。