下鴨神社では、毎年この時期、御手洗祭が行われています(2016年は7月23日〜7月31日)。下鴨神社・御手洗池といえば「みたらし団子」。お店で買うのもいいけれど、楽しく手作り体験ができる、みたらし団子づくりの体験教室に行ってみました。
下鴨神社がはじまりとされるみたらし団子
みたらし団子は、下鴨神社の御手洗祭の際に氏子の家庭でつくられて奉納された神饌菓子がそのはじまりとされています。御手洗祭とは御手洗池に足を浸し、罪や穢れを祓い無病息災を祈るもの。諸説ありますが、この御手洗池に浮かび上がった水泡を模して、みたらし団子がつくられたと言われているのです。
生地からの団子づくりに挑戦!
みたらし団子づくり体験は、「八つ橋庵とししゅうやかた」「八つ橋庵かけはし」「八つ橋庵しゃなり」の3店舗で体験することができます。
まずは団子づくりから。用意された2種類の粉に水を加え、耳たぶくらいの柔らかさになるまでゴムベラで混ぜていきます。混ぜ終わったら細長くのばして切り分けて団子状に。丸めた生地をせいろで蒸すと団子の完成です。
味の決め手のたれづくり
団子ができたら次はたれづくり。鍋に材料を入れて、色が馴染むまで混ぜ合わせたら火にかけます。だんだんととろみが出てきて、醤油の香ばしいかおりがしてきます。団子をくしに刺して軽くあぶり、たっぷりとたれをかけるとみたらし団子のできあがり。できたてのもちもちの団子に甘辛くてコクのあるたれが絡み、絶品です。
楽しくて美味しい、みたらし団子づくりを体験してみませんか?